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新型コロナとタワマン

まずは、日本経済新聞の記事の引用から

新型コロナ:「3密」で価値剥落 都心の大規模オフィスやタワマン  :日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59162150V10C20A5000000/

「とりわけ、湾岸エリアにたくさん建てられたタワーマンションは悲惨でしょうね。言うまでもなく、1つの場所に数百、数千に上る住居が『密接』『密集』しているのですから。多くの共用部分やエレベーターには窓がありませんから『密閉」。実際に、2003年にSARS(重症急性呼吸器症候群)が流行した際は、香港のマンションで集団感染が発生しました。3密の条件をすべて兼ね備えていると言っても過言ではないタワマンの価値がこれからどうなるか、容易に想像がつくと思います」

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湾岸の所有マンションに住む私にとって気になる記事です(笑)

◆ 東京湾岸・都心部への人口移動期
私は、15年以上前に豊洲に住みはじめましたが、デフレ経済のもと都心周辺部の工場が撤退しその場所にマンションができはじめたタイミングです。
マンションを販売するデベロッパーは、比較的安い土地をまとめて開発できたので、職住近隣をキーワードにマンションを販売してきたんだと思います。私は、商業施設も一緒に作り、便利という視点で優位性な街が豊洲にできそうということで、少し土地勘があったこともありマンションを購入したわけです。
ただ、当時は、なんで埋め立て地に住むの?って言われたりもしましたね。
購入前は色々と調べて、液状化対策をしていることも理解していましたが。。

◆タワマンにおける三密
さて、当記事で引用している部分は、事実と異なると思われます。いわゆるタワマンのエレベーターは、満員電車並みに混んでいるわけではなく、さらに、満員電車で指摘されているようにみんなで喋っているわけではないので、空気感染しない新型コロナはリスクが少ないと思われます。

◆今後のデベロッパーの動き
ただ、気になるのは、デベロッパーが、土地が高騰している湾岸地区や都心部において開発しマンション売るより、郊外の土地を開発してマンションや商業施設を開発する方がビジネスとして良いと判断するかどうかです。

◆WITH CORONA の住居の形
住民視点で言うと、「テレワーク」がしょうがなく実施するものではなく、むしろ「F2Fのワーク」がしょうがなく実施するものになると、リモートワークができる広い部屋が欲しいですよね。
記事では、逗子推しをしていますが自然があり、リモートワークができるスペースがあると良いですね。私も今、三浦海岸でテレワークオフィスを構えているのでそう思います。

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ただ、都心部における便利さや周りの住民から得られるインプット(刺激)は郊外とでは得られないと思います。

トレードオフがある要素が多いので最適解が難しいですが、都心部に居を構えつつ圏央道が走っているくらいの街で安い部屋を借りて、そこに使わなくなった荷物を置き、テレワークや遊びに来たときに寝れるような拠点を構えるのも一つの解かと思います。
都心部で広めのマンションを買い換えるより投資対効果が高いかな?

あとは、国道16号あたりに住むのも良いのですかね。ただ、実家がそのエリアなので思うのですが、自然と言っても自然があまりないんですよね。。場所にもよるかと思いますが。

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