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そういう教師に私もなりたい

高3の娘の授業参観に行ってきた。

最近、行ってなかったけど、娘から「もし、時間があるなら、来て欲しい‼️この先生の授業、すごくいいねん😁ママにも見てほしい‼️」とおススメされ、それなら是非にと参観させてもらった授業。

高3 国語演習

現代文かと思いきや、古典でした〜。
娘曰く、おじいちゃん先生だけど、腰が低くて、話が面白い。話聞いてるだけで、色んな昔のことも教えてくれてホントに楽しい‼️

本日の内容は、神戸大学の過去問💦『今昔物語』

え〜🙀こんなん、楽しいですか?
と思いながら、授業を見せて頂いてたら…
うん、なんかちょっと、面白いわ👍
あー、私もこんな古典の先生に教えてもらいたかったなあと思える授業。

まず、本文音読の際、抑揚つけて読み、セリフに所はそれっぽく読む。
その後の解釈は、現代訳をただ読むのではなく、自分の言葉で噛み砕いて、生徒にわかりやすく表現を使ったり、場面設定や時代背景を都度付け加えてその場面を頭の中に想像できるような説明をする。
それに加えて、プライベートな話を盛り込んで女子高生を笑わせたり。
今回の問題に出てくる仏像の話から、自分が1番美しいと思う仏像は、◯◯。今から45年前、今の妻と付き合ってる時一緒に見に行って、仏像の美しさに感動してしたためた和歌を当時の彼女にプレゼント🎁 今でも家に飾られてるけど、人の気持ちは変わるもの。和歌みたいにずっと残されるようなプレゼントは考えもの〜 と最後のオチまでしっかりつけて、そこからまた、現代人の考える仏教と当時の仏教思想は違うんだよとサラリと歴史的背景を確認したり。

盛りだくさんに、ためになる授業でした😃みんなが、「次、先生、何話すかな?」と待っている。
また、問題の答えを学生に求める際に、誤答をばっさり拒否するのではなく、受容・承認する姿。見習うべきものがあった。

授業終了後、「ママ、どうやった❓面白かったやろ😄」と笑顔の娘。1番前の真ん中に陣取って、授業を聞くほどのお気に入りのようだ。古典の授業がこんなに楽しめるとは、羨ましい限り。

そして、私にも目標ができた。
「私の先生の授業、面白いから、あなたも聞いてみて❣️」と教え子に言ってもらえるような教師になること。🥰

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