【2022年最新版】中国から日本への銀行間海外送金方法

2022年5月に中国の銀行から日本の銀行へ海外送金をしました。

最近の円安状況を受けて日本への送金をお考えの方も多いのではないでしょうか?
ただ、中国からの送金については情報が少ないため、自分のメモも兼ねて参考までに手順などを記載します。

[必要な書類]
①パスポート
②労働許可証
③労働契約書
④給与証明書
⑤納税証明書
⑥銀行カード

③は現地の会社に赴任してからサインした原本です。何ページもあるのでそのまま持っていきました。

④は会社の人事部に作成してもらいました。給与支払い開始の年月から送金月の前月までの累計支払い金額と納税額を記載して社印を押したものです。

⑤はインターネットの国家税務総局の専用ページでダウンロードしました。初回登録などは人事部にサポートしてもらい、実際の納税証明書ダウンロードは自分で簡単に出来ました。

[上限金額]
5万USDまで(だいたい30数万元です)
↑すみません、1回か年間の限度額かどうか不明です。

[手順](私の場合です)
1. 銀行の窓口に必要書類を持っていき海外送金の旨を伝える。
2. 銀行の送金書類に必要事項を記入。
3. 銀行内で中国元→日本円に両替。
4. 中国元→日本円のレート提示後、書類にサイン。
5. 送金手数料を手持ちの現金で支払い。
6. 送金書類をもとに窓口の方が送金手続き。
7. 確認書類へサイン。
8. 今回の送金金額を③労働契約書や④給与証明書にメモされて終わり。

ざっくりとこのような流れでした。
朝一番に行って全ての手続きが終わるまで1時間くらいかかりました。

日本の送金受取銀行はメガバンを指定しました。
送金手続きの1営業日後には日本側の口座に振り込みを確認できました。

その後3日くらいで送金計算証明書が日本の自宅に届きました。特にマネーロンダリング関連書類提出などは求められませんでした。

中国語はあまりできないのですが、窓口の方が英語ができたので、交えながらなんとかこなせました。1つ上手くいかなかったのは、手数料を送金人負担でお願いし、中国側で送金手数料を数百元支払ったのですが、日本側のメガバンからも4千円程度手数料が取られてました。

全体的に思ってたよりも簡単に送金できたため、正直拍子抜けしました。

上記情報がお役に立てば幸いです。
読んでくださってありがとうございました。


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