粗品さんのマーケティング力が凄すぎる！粗品さんの成功事例を徹底解説
こんにちは、中小企業SNS推進協会です。
今回は、お笑いコンビ霜降り明星の粗品さんの個人YouTubeチャンネルを例に、SNS発信に必要なマーケティング力について深掘りしていきます。
粗品さんのYouTube登録者数と発信力
粗品さんのYouTubeチャンネルは、現在約200万人以上の登録者数を誇ります。これはお笑い芸人の中では非常に多い登録者数であり、彼の発信力がどれほど強力であるかを物語っています。
彼の発信方法に注目し、どのようにしてこれだけの支持を集めているのかを探ってみましょう。
粗品さんの圧倒的強み「コンテンツ化」の秘密
粗品さんは自身の趣味を全てコンテンツ化する才能があります。
賭け事、ゲーム、作曲、借金など、彼の多彩な趣味をあますことなくYouTubeで発信し、視聴者を引きつけています。
このように、自分の好きなことを活かしてコンテンツを作り出す姿勢は、ビジネスにおいても非常に参考になります。
・競馬のコンテンツ化
例えば粗品さんは、競馬の収支(いくら賭けて、いくら損したか)を動画で公開することで、多くの再生回数を稼いでいます。
初期の頃は「生涯収支マイナス2億円君」と称して自虐的な動画を作っていましたが、最近では競馬で2400万円もの大金を得たことを公開し、さらにはそれを全額石川県に寄付するなどして話題を呼びました。
このような大胆なコンテンツ作りが、多くの視聴者を惹きつけています。
・チンチロライブ
「チンチロ」と呼ばれるサイコロを3つ振って出た目で競う賭け事があります。粗品さんは、そんな地味なチンチロでさえも人気コンテンツにしてしまいました。動画配信はもちろん、チンチロの武道館ライブまで行うほどの人気を博しています。このようなシンプルなコンテンツでも、多くの人々を魅了することができるのは、粗品さんのカリスマ性と発信力の賜物といえるでしょう。
・楽曲の発信
連日テレビに出演しながらも、多数の楽曲をYouTubeで発信し、100万回再生を超える楽曲を多数生み出した粗品さん。このように、自分の作品を継続的に発信し続ける姿勢は、どの分野においても成功への鍵となるでしょう。
・ゲームのライブ配信
粗品さんは、ゲームのライブ配信も行っていて、視聴者からの投げ銭（スーパーチャット）で累計2億円以上を稼いでいます。
1万円以上の投げ銭をしてくれる視聴者を「太客(ふときゃく)」と呼び、特別扱いすることでさらに多くの支援を受けています。
また、投げ銭総額が一定の水準に達していない視聴者のことを「細客」と呼び、太客との差を明確にしています。このような視聴者への序列づけも、「自分ももっとお金を使って太客と呼ばれたい」「細客でもいいからイジってもらいたい」などといった、投げ銭を通じて粗品さんに自分の存在をアピールしたい人の心理をうまく突いたマーケティング力と言えます。
粗品さんは、自身の人生全てをコンテンツ化しており、
「マーケティングの天才」と言えます。一般の人が真似するのは難しいかもしれませんが、彼のような発信力はSNS発信をしている若者に限らず、多くのビジネスパーソンにとって必要不可欠なスキルです。
効率的な動画制作
粗品さんのYouTubeチャンネルが成功している大きな要因の一つに、
彼の効率的な動画制作方法があります。
彼は忙しい芸人としての活動とYouTubeのコンテンツ制作を両立させるために、さまざまな工夫を取り入れています。
1. 編集を最小限に抑える
粗品さんは、動画編集にかける時間を最小限に抑えています。
これにより、コンテンツ制作にかかる時間を大幅に短縮しています。具体的には、シンプルな編集やライブ配信を活用しています。
2. ライブ配信の切り抜き
ライブ配信の内容を切り抜き、短い動画として再投稿する手法も粗品さんの効率的な動画制作の特徴です。
これにより、一度のライブ配信から複数のコンテンツを作り出すことができます。
話題作りの巧妙さ
粗品さんが本当に凄いのは、ニュースになる話題を計算して作り出しているところです。最近ではよく、ミュージシャンのあのちゃんとの噂がオンラインニュースになっていますが、これは彼が話題になるように計算して、コンテンツを配信しているからだと思います。
同様に、先輩芸人への悪口も計算されて配信されており、それがさらに話題を呼んでいます。その結果、多くの芸人やタレント、YouTuberが粗品さんが作った話題に乗っかり、実際に数字（再生数）を取ることができました。
粗品さんのマーケティング力から学ぶべきポイントがたくさんあります。ぜひ今回の記事を参考にして、あなたのビジネスにも活かしてみてください。
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