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オンライン体験をホストして感じたこと


こんにちは!ツアーガイドのジェルビーです。
以前、私たちのボスが「オンラインツアー・オンライン体験3つの可能性」の話をさせていただきました。

これに加え、さらに現場での気付きなどを今回はお話します!
今後はデータなども公開していきたいと思っています。

オンライン体験を7月から初めて...

わかったことをざっくり先に書くと(個人的に...)

①オフライン(対面)体験よりも柔軟にできる
②ゲストは世界中!
③ゲストの反応はわかりにくい!笑
④表現力とコミュニケーション力



私たちは普段、対面でのツアーを渋谷周辺で行っていますが、新型コロナウイルスによって、3月以降の予約は全てキャンセル。

そんな中、Airbnbが「オンライン体験」のプラットフォームを発表しました。
7月から私たちもAirbnbの中で「地元の人と渋谷での一日」というオンライン体験をホストしています。


①オフライン(対面)体験よりも柔軟にできる


実際、24時間の中いつでもオンラインでホストができます。(私はしっかり寝ています笑)
どの時間にやるかはホスト次第ですので、アメリカ時間、ヨーロッパ時間、アジア時間など対象を決めて催行することができます。
例えば、副業として「家にいる1時間でオンライン体験を催行」なども簡単にできますよね。

Airbnbのユーザーはアメリカが多いので、私たちはアメリカ時間に合わせています。


②ゲストは世界中!


オフライン体験では必ず「日本時間・日本にいるゲスト」でしたが、オンライン体験ではゲストが世界中です。
①で書いたように、対象の国の時間に合わせるとその地域の方が多く入ってきます。(たまに時差関係なく予約がきたりしますが...笑)
私たちは、世界中のゲストに参加していただくために、朝・夜など時間を変えて、実験しながら運営しています。


③ゲストの反応はわかりにくい!笑


みなさん真剣な顔なのです!笑

私たちのオンラインツアーでは画像や動画を用いながら会話をしていますので、ホスト側からゲストの反応を見ると、かなり真剣な顔をしているのがわかります。笑

ありがたいです!がその反面、「理解しているのかな?」「楽しんでいるのかな?」と思う場面が多々あります。
一方的な会話ではなく、「インタラクティブ」になるような工夫が必要です。

例えば、
・質問タイムをこまめに入れる
・クイズを入れる
・名前を呼びかけながら「〇〇どう思う〜?/知ってる〜?」など問いかける
など....

また、最初にルール説明などをするのも1つの方法です。
・ミュートに関して
・カメラ設定に関して
・質問に関して
・「クイズがあるから積極的に参加してね」など先に言っておく など...

オンラインで会話をするとき、少し気を使いますよね。
複数人いる時には、いっぺんに会話をしないようにしたり、ミュートにしたり...。

ゲストに「どういう状態で参加していて欲しいか?」を伝えてあげると、ゲスト側も安心しますし、ホスト側もやりやすくなると思います。



④表現力とコミュニケーション力


▼表現力

③で少し触れた、「インタラクティブになるような工夫」につながります。重要なのは画面上でどれだけ世界観を表現できるかです。

Zoomを使っているので、ガイドの大きさはPCの画面のみ!
ゲストも住んでいる地域から参加なので、
・ガイドの顔
・ガイドのZoom画面の背景
・ガイドの服装
・オンライン体験で使う資料・動画・写真・小物

などを見て、体験の雰囲気を頭の中で想像しています。
体験に入り込んでもらうような工夫が必要だと私は思っているので、

基本テンションは高く!(声もデカイです...笑)

これだけでは物足りないので、
身の回りの物をオンライン体験仕様にチェンジすることで、ゲストとの話題も増えますし会話が弾みます!

私がやっている一例は、
・キャラクターTシャツ着用
・オンライン体験中に出でくるものはなるべく本物を用意する
・マスコット、ぬいぐるみなど用意

表現は無限にあると思うので、私たちも日々試行錯誤しています。


▼コミュニケーション
対面のツアーでは、会話以外にボディーランゲージを使って表現をする時もありますよね!
オンラインだとボディーランゲージがほぼ見えないので、会話が基本になります。
オンラインで英語を話すのに慣れている方は問題ないと思いますが、慣れていない方は練習をすることをオススメします!

ですが、オンラインのいいところは、自分のPCのデスクトップにスクリプトを用意できたり、別のディバイスを使うこともできます。

私も最初は家族、仲間に参加してもらい練習しました。
対面ツアーと同様にオンライン体験も、あたふたした様子でガイドをすると、ゲストの満足度が低くなりますので、様々な方法を試して練習してみてください。


さいごに...

ここまで、読んでいただきありがとうございます!
今回4点を紹介しましたが、オフライン(対面)体験とオンラインで比較したり、ゲストの視点で考えてみたりすると様々なことが見えてきますし、次のオンライン体験に活かせます。まだまだ始まったばかりの市場で、やれることはたくさんあると思うので、みなさんと盛り上げていきたいと思っています!

Twitterもよろしくお願いしますー!(@jlb_pro)







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