見出し画像

日本人向けツアーを翻訳して外国人向けにするのは絶対にNG!

今回は外国人向けにツアーを作る時のポイントをお話していきたいと思います。(動画で見たい方はこちら↓)


私たちは全国各地からインバウンド関係、ツアーの作り方、ツアーの販売方法など様々な質問を受けます。

その中でも多い質問が、
「今まで日本人向けにツアーをやっていたので、それを翻訳して外国人向けにツアーをしたい」

結論から言うと、日本人向けに行っていたツアーをそのまま翻訳して外国人向けにツアーするのは NG です。

日本人向けに話してるものをそのまま外国人向けに話す


なぜNGかというと、
外国人と日本人は興味が全く違います。また前提知識も違います。

例えば、歴史的な話をする際、日本人であれば「ここは織田信長や〜ここは江戸時代に〜」など話すと興味持ってくれると思います。しかし、外国人はほとんどそのような知識はありません。
日本人が海外に行った場合もそうだと思います。それと同じように外国人の観光客は日本の前提知識はほぼないと言っても過言ではありません。

それではどうするべきか?
ツアーをゼロから作り直すぐらいの気持ちでいたほうが良いですが、重要になるのが外国人目線です。

例えば、
・ツアーを作る際、地域に住んでいる留学生や在日外国人の方に入ってもらう
・自分たちがある程度作ったツアーに参加してもらって本音で教えてもらうなど。

サンプル数が1〜2人だと偏ってしまうこともありますが、日本人のみで作るより絶対外国人目線を入れたほうがいいです。

私たちの周りでインバウンド事業を行っている会社はたくさんあります。
すごく飛躍した会社と停滞している会社の大きな違いは、運営に外国人を入れているかが大きいと思っています。外国人目線を入れて作っていかないと見えてない部分が多くなってしまいます。


外国人向けに地方創生やインバウンドを盛り上げようとする際にやってしまうミス

地方自治体が、自分たちの魅力はこれだと決めつけ外国人が全く興味ないコンテンツを前面に出してしまうケースがあります。

1つ例をあげると、「ゆるキャラ」です。
城の前にゆるキャラなどを置いていたりすると、外国人の方は昔ながらの城の写真を撮りたいのにゆるキャラが写る事によって良い写真が撮れないと不満に思っている方もいます。その結果、余計外国人が訪れなくなってしまいます。

さいごに...

最初に書いたように、外国人向けのツアーを作る際は外国人目線が必要です。
外国人がどんな視点で日本の文化・場所・食などを見ているのかを直接聞き、体験してもらい、構成を考えることでより良いツアーを作ることができます。
今後もツアー作成のポイントなどをNoteに書いていきたいと思います。
お楽しみに!




インバウンドやガイドについてもっと知りたい方はこちら!

JLBプレミアムでは月額3,000円で以下の特典を全てご利用可能に!
他にもJLBプレミアム限定動画や情報を配信中!

①オンライン講座
┗毎週日曜日、ガイドやインバウンドに関するオンライン講座にご参加頂けます。インバウンド事業やガイド経験、データを生かした最新情報を発信!

②オンライン講座の過去動画を見放題
┗上記のオンライン講座の全ての過去動画が見放題!

③インバウンドガイドコミュニティへの参加
┗JLBでは、プロ・ボランティア問わずガイドの方々、ガイドを目指している方同士のコミュニティを作っています。最新情報の共有、ガイド同士の交流の場を提供中!

④JLB(無料会員)の特典も全て参加可能
┗JLB(Japan Local Buddy)コンテンツ
・日本人同士で英会話をする「オンライン英会話カフェ」
・ネイティブと日本語や英語で会話する「オンライン国際交流」
・街頭ボランティアガイドなど...
さまざまなコンテンツを提供しています!

詳しくはこちら!!!お見逃しなく!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?