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週刊インバウンドニュース

このnoteでは、一週間(2021/1/17~2021/1/23)のインバウンドや観光に関するニュースをまとめてお届けします。

バイデン新政権の誕生で米国の旅行業界はどう変わるか? 1.9兆ドルの追加経済対策案、ワクチン接種の加速、需要喚起策に大きな期待

バイデン大統領が、トランプ政権によるイスラム諸国からの入国禁止などの旅行制限を見直すとしていることに、旅行業界は希望を見出している。公共施設や州をまたぐ旅行でマスク着用が義務化され、ワクチン接種も今後加速するだろう。昨年から議会に旅行業界の救済措置を訴え続けてきたUSトラベル・アソシエーション上級副社長のトリ・バーンズ氏は「我々は、バイデン大統領のワクチン接種でのリーダーシップに、本当に勇気づけられる」と話す。


DMM英会話、HISとコラボでオンライン海外ツアー、英語講師と現地ガイドがライブ中継

ツアー名は「5カ国の現地ガイドと英語講師がバトンを繋ぐ!DMM英会話×HIS世界一周オンライン体験ツアー」で、代金は3300円。場所はフランス・グルノーブル、ペルー・クスコ、イギリス・ロンドン、ドミニカ共和国、シンガポール、ライブ中継と一部録画で配信する。


「世界最強パスポート」は今年も日本 英米の後退が顕著に

今年のヘンリーパスポート指数で、上位10位に入った国は次の通り。なお、新型コロナウイルス流行を受けた一時的な入国制限は考慮されていない。かっこ内の数字は、ビザなしで入国できる国や地域の数だ。

1位 日本(191)
2位 シンガポール(190)
3位 韓国、ドイツ(189)
4位 イタリア、フィンランド、スペイン、ルクセンブルク(188)
5位 デンマーク、オーストリア(187)
6位 スウェーデン、フランス、ポルトガル、オランダ、アイルランド(186)
7位 スイス、米国、英国、ノルウェー、ベルギー、ニュージーランド(185)
8位 ギリシャ、マルタ、チェコ、オーストラリア(184)
9位 カナダ(183)
10位 ハンガリー(182)


訪日外国人、2020年は前年比87.1%減の411.6万人 98年以来の低水準

12月は5万8700人(前年比97.7%減)で15カ月連続で前年比を下回り、実数としては前月からほぼ横ばいとなった。昨年7月以降、国際的な⼈の往来再開に向けた措置が段階的に進められ、ビジネス目的の入国などが限定的ながら再開されたが、観光目的での入国は、現在まで認められていない。


英、中高年の旅行予約殺到 ワクチン効果? 業界に朗報

BBC放送などによると、欧州旅行大手TUIの英サイトで最近あった予約のうち半数が、50歳以上からだった。通常は業界にとって「小さな市場」である年金生活者も多いという。旅行時期は7~10月が大半。また、英長距離バス会社ナショナル・エクスプレスの過去2週間の65歳以上によるツアー予約は、前年同期比で185%増加した。


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