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密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進㉑

当記事を含めて残り2回となります。
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・個人スキル

それでは最後に密集エリアでのポゼッション維持や適切なタイミングで密集地からボールを排出するにあたって求められがちな個人スキルを、よく見る現象の説明も交えながら説明したいと思います。

一つは今しがたも触れたところでありますが、ボールを受けた選手がタメを作る能力、とりわけ後ろからボールを受けて前を向く能力は求められるものであり、この能力を備えている選手を多く有するチームとそうでないチームとではゲームそのものの優位性に雲泥の差が出てきます。

先ほどの前線の例のみならず、ビルドアップ時に中盤が後ろ向きにプレッシャーをかけられて、そのまま後退させられてしまうと守備側は中盤にパスを出されても「OK」になります。

FWユニットがプレスバックしてMFをヘルプする必要が無いということです。(図11-1)

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