密集エリアでのポゼッションと適切なタイミングの前進⑥
例えばCMへのスローインからディフェンスラインの裏にペネトレーション(突破)のボールを送りたいとき、そのままCMからボールをリリースした場合(①)と左FWを経由した場合(②)、CB経由の場合(③)、GK経由の場合(④)では成功率が変わります。(図4-8)
言うまでもなく、パスの距離が短い順に成功しやすくなります。②①③④の順です。
理由も言わずもがな、ボールの移動距離が短いということはボールの移動時間も短いということであり、相手にとっても守備の対処に短い時間しか割けないからです。
反対にボールの移動距離が長いと相手は長い時間をもって対処できることになります。
(段差≒高さに関しての説明をしているので角度的条件はここではいったん置いておきます。)
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