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シュートミス本数で歴代最多記録を誇るコービーブライアントのメンタリティとは?

故コービー・ブライアントが個人的に偉大だと思うのは、シュートミス本数で歴代最多記録を持っていること。何回失敗しようが気にしない。そんなことしてる暇があったら、失敗の原因を突き止め改善する。彼のメンタリティがよく分かるインタビューの翻訳は以下のとおり。

[ シーズン最後のユタ戦。俺は終了間際に3つのエアボールを打った。シャックが耳元で何かささやいてた。何を言ってたか?全く覚えてない。多分励ましてたんだろう。でも俺は大丈夫だった。18歳で全国放送でエアボールを5回も打って、周りは哀れに思ってるんだろうけど、俺は平気だったんだ。そんなことよりも、失敗の原因を突き止めるほうが先なんだ。高校時代は年間35試合しかないし、試合と試合の間にしっかり休みもある。でも、プロになると試合が連続してあるんだ。つまり、それに耐えうるだけの足の筋力がなかったんだよ。どのシュートもライン上にあった。でも、どのシュートも距離が足りていなかった。だから82試合のシーズン闘い続けられるような身体づくりをしたんだ。そしたら、見事にボールはそこに届くようになったよ。失敗には必ず根本的な原因がある。だからこそ、毎日、20年間、弱点を見つけてはそれを強化してきたんだ。例えば、ジャンプ力。俺の垂直飛びは40インチだった、46や45じゃない。手も大きいけど、決して力が強いわけじゃない。速さもあったけど、信じられないほど速いわけじゃない。だからこそ技術に頼った。自分の試合を観て学び直すことで、自分を改善し続けてきたんだ。ただ、俺にはそれが楽しいことだった。だから、意識的に自制して取り組んでいるわけではないんだよ。]


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