旅行記 ハネムーン戦記 #37
Hi, this is Japanese AKI.
カフェと時間とついに出たコロナ患者
4日目の朝、眠剤が切れた私はまた早々と起き出し、寝ている夫を置いてカフェに行きました。昨日到着したのか、この日は日本人団体客がいて長い行列。注文にひどく時間がかかっています。辛抱強く待って、やっと私の番が来ました。私は2日間、注文に失敗していましたが懲りずに今日も同じ注文をしました。
"Espresso,"
と私が言うと店員さんが
"With steam cream?"
「スチーム・クリームで?」
驚いた私が顔を上げて彼女を見ると、1日目の店員さんでした。
"Hi!! You remember me!!"
ハイ!覚えててくれたんですね!
混んでたのでこの日は名前を聞かれました。
"Can I have your name?"
「名前をもらえる?」
"a,k,i Aki."
a、k、i アキです。
こうして私が店内をぶらぶらして待っていると "Aki" と呼ばれました。取りに行って見ると泡でハートが書いてありました。
"Wow, so cute!!"
わお、可愛い!
"Thank you."
夫がいつまでも寝ているのでひとりでタバコを吸いに行きました。現地の人らしい日本人の男性と女性が深刻に話していますが、どうやらコロナについてのようです。私は黙って立っていましたが、女性が立ち去って会話が終わったので男性に話しかけました。
「コロナ患者が出たんですか?」実は私たち夫婦が出発する日、調べてみるとハワイ州の感染者数は0だったのです。「ええ、3人です。ついに出ましたよ。」そう言って彼はタバコを捨てて立ち去りました。
私は腕時計をしてはいましたが、電波時計の私の時計は日本時間のままでした。そこで隣りでタバコを吸っていた黒人男性に話しかけました。
"Excuse me. Do you have the time?"
すみません、何時かわかりますか?
"It's almost 9 o'clock."
「もうすぐ9時ですよ。」
"Thank you."
9時、と聞いた私はぷりぷり怒って部屋に戻り「ハワイに寝に来たわけじゃないよ!!!」と夫の布団をひっぱがしました。
ここでつけ加えておきたいのですが、時間を聞くときは絶対に "the" を落とさないように気をつけてください。"the" を落とすと
"Do you have time?"
ねぇ、お暇?お時間ある?
と誘ってることになってしまいます。
"Do you have the time?"
何時かわかりますか?
ですので、気をつけましょう。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?