旅行記 ハワイにリベンジ #14
Hi, this is Japanese AKI.
誘拐
潜水艦へ送迎してくれた船が桟橋に着きました。息子は「こう君、泳ぐー!」と言います。もうすぐ夕方だったので私は「ダメ。」と言ったのですが、みかが「泳がせてあげれば?アキ、ビキニ着てるんでしょ?」と言うので、みかに荷物番を頼んで息子と海に入りました。
1時間ほど息子を遊ばせたあと「私、ちょっと足の砂を落としてくるね。」と言って息子をみかに預け、シャワーまで行きました。戻ってみると息子がいません。「あれ?こう君は?」みかがふり向いて「え!?今、ここに居たんだけど...。」
私は血の気が引きました。『誘拐』の2文字が頭をよぎり、狂ったように息子を探し出しました。「こう君!こう君!!!」私は泊り客でなかったので、ちょっとためらいましたがロイヤルハワイアンホテルに入って行きました。
すると息子はそこにいました。うらやましそうに立派なプールを見つめて立っています。「ここはおよそのホテルよ。」そう言って息子を連れ戻しました。帰り道、私はなんだかむしゃくしゃしたので初めて自分のためにワンピースを買いました。
ホテルに戻って買ってきたワンピースに着替え、みかに「晩ご飯を食べに出かけよう?」と声をかけました。みかは、さっきのことを気に病んでいたのか「私は行かない。ふたりで行ってきて。」と言いました。私はそうっとしておいたほうがいいような気がして息子を連れて出かけました。
ロイヤルハワイアンセンターで自然派化粧品のお店を見つけたので入りました。まだ経理の人におみやげを買っていなかったのです。
"May I help you? Do you need a help?"
「いらっしゃいませ。お手伝いしましょうか?」
"Yes, please. I'd like to buy a souvenir. But she has a sensitive skin."
はい、お願いします。おみやげを買いたいのですが、彼女は敏感肌です。
"How about this one? It protects her skin after taking a bath."
「こちらはいかがですか?お風呂上りに肌を保護してくれます。」
"Sounds good!! I'll take one."
いいですね!ひとつもらいます。
私はほかにもいろいろ勧められましたが、お値段が素晴らしかったのでクリームだけを買いました。
帰りにハンバーガーを買って帰ることにしましたが、パイナップル入りというのが売っていたので私は喜びました。ホテルに戻り「みか、ハンバーガー買ってきたよ、温かいうちに食べよう。」と声をかけました。
みかは「ありがとう。」と言って、食べはじめたので私は安心しました。あしたはもう帰国日です。私たちはハワイのことをあれこれおしゃべりしながら、ベッドに入りました。
Thank you for listening. I hope you like it and follow me.
音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba
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