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旅行記 ハネムーン戦記 #26

Hi, this is Japanese AKI.

ホエール・ウォッチングに出航

ものすごいおしゃべりのニックのガイドとともにバスは港に着きました。船は立派な3階建ててした。肩に3本ラインの入った服を着た船長さんを先頭に、みんなで出迎えてくれています。ミニマリストの私はさっさとパンフレットを捨ててしまいましたので、船が何号だったか忘れてしまいました。

お客さんは全員階段を登って、くじらを観るために来ているのでもちろん3階のデッキまで行きました。いよいよ船が出航です。船内放送がありました。

"Welcome to our tour. the lunch is available on the second floor. For drinks, please ask our staffs."
「ようこそ私たちのツアーへ。ランチは2階です。飲み物はスタッフにお申しつけください。」

夫に「飲み物は何にする?」と尋ねると「俺は要らないよ。アキちゃん、頼みなさい。」と言うので、私は慣れていない船歩きをしてよろよろスタッフを探しはじめました。うろうろしていると、ニックに出っ食わしました。

"Hi, I'd like a drink. Can I see the menu?"
ハイ、飲み物が欲しいの。メニューを見せて。

"We don't have the menu."
「メニューはありません。」

カクテルにぜんぜん詳しくない私は

"In that case I need your suggestion. Something very Hawaiian like."
だったらあなたの提案が必要よ。何かとてもハワイらしいものを。

"Blue Hawaii?"
「ブルー・ハワイ?」

"OK. I'll take that."
オーケイ。それにするわ。

"Pay me 10 dollars."
「10ドル払ってください。」

"Now?"
今?

"Yes"
「はい。」

"Here's 10 dollars."
はい、10ドルよ。

"Thank you. I'll bring it to your seat."
「ありがとう。席にお持ちします。」

英語でただ "drink" というとお酒のことを指します。日本で言うジュースは "soft drinks" です。船はくじらを目指していましたが、待てども待てどもカクテルが来ません。頬杖ついて階段を見つめていると、階段を上がってきたニックが私の顔を見て

"I'll be right back!!"
「すぐだからね!」

と、また2階に消えて行きました。

Thank you for listening. I hope you like it and follow me.

音声でもどうぞ→Face Book, Aki Chiba


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