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#コロナ
うつ病人、コロナ患者を看病する ③
前回はこちら↓
夫との隔離生活、そして私が家事を担う生活を始めてから2、3日経った頃。
だめだ、やっぱり家事ができない…。
私はリビングの布団でほぼ寝たきりの生活をしていた。コロナになっていたのは夫なのだが。
だらだらしていたという側面ももちろんある。
けれど一番は「やらなきゃいけないのにできない」というジレンマに苦しんでいたのである。
夫からのご飯の催促を受けてやっと動く。
それもレトル
うつ病人、コロナ患者を看病する ②
前回はこちら↓
翌朝。
夫ががっつり高熱を出していた!
私の頭の中がぐるぐる回転する。
あの病院は昼から発熱外来があるからすぐに電話して。
病院行くまでに食料買い出しに行って。
ポカリとかも買っとかなきゃ。
消毒もいるな。
病人ってなんなら食べられるかな?
感染対策は万全にしてスーパーとドラッグストアに駆け込み、目についた必要そうなものを片っ端からかごに突っ込む。
とんでもない量の買い物をし
うつ病人、コロナ患者を看病する①
昨年の年の暮れ。
夫からLINEが入った。
「なんだか熱っぽい。晩ごはんの支度お願いできる?」
(我が家では現在夫が家事を担っている)
その日も体調が思わしくなく、こたつで横になりながら私はその連絡を受けた。
「ごめん、今日は体調悪くて無理だ」
苦渋の決断で返信した。
「わかった。何か買って帰る。」
そんな夫の返信をぼんやり眺めていた私。ふと気づく。
これってコロナの可能性あるよな!?
ア