毎日同じ飯食ってた北京留学時代の思い出
私が中国留学で自分には中国の環境が合うと本能的に感じたのは食事が美味しい!と感じたのが大きいです。
最初に留学した北京大学では大学の近くの蘇州街という場所の宿舎住まいだったので、ルームメイトと一緒に色々な店を開拓しましたが、最終的には朝昼晩、ほぼ同じような食べ物に終始するようになりました。
朝は、北京大学キャンパス内にある煎饼(中国式のお好み焼きとクレープの中間のような小吃)、もしくはスーパーで買ったカップ麺(たいてい辛い味なので、海鮮味が無難)
お昼はこちらも北京大学内の食堂「家园」の肉丝炒饭(肉の細切りの甘辛チャーハン)+炒め物のおかず何種類か
肉丝炒饭はほんと一生ランチはこれでもいいと思うくらい美味かったです。
夜は蘇州街にある中華チェーン店「成都小吃」にルームメイト四人で行って、羊肉串、家常豆腐(醤油の甘辛風味の肉豆腐)、铁板牛柳(牛肉と野菜を鉄板で焼いて若干ケチャップ風味のついた炒め物)、ご飯、青島ビールみたいな感じでした。今思えば成都発のチェーンなのに四川料理は全然食べてなかったですね。行きつけの成都小吃では店主の息子なのか小学生がウイエターを手伝ってて、僕らは「こども店長」と呼んでました。
さらに満腹にならなければ、夜食に牛肉麺!当時から中国で流行っててさっぱりしてるしシメにはピッタリでした。
毎日おんなじ物食べてて飽きないの?と相互学習の学生に言われた事がありますが、当時の物価だと日本の1食分くらいの金額でこれらを食べられたので安いし美味いしもう定番だけで行こう!ってどっかのタイミングでなったんでしょうね。
去年久しぶりに上海は行きましたが、時間のある時にもう一度北京にも行って北大周辺の思い出MAPを散策したいですね。こども店長も今や三十路か…成都小吃と肉丝炒饭が現存していることを強く願います。