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【環境エネルギー事業部】社員研修で黒部ダムに行ってきました。

日本を代表する水力発電用ダム・黒部ダム
先日、黒部ダムを目的地として、環境エネルギー事業部による研修を実施しました。

事業部として普段とは異なる場所で研修するのは、初の試み。
長崎本社・東京事業所のメンバー15名が一堂に会して交流を深めるとともに、電力や仕事について俯瞰的に考える機会となりました。

今回は、一泊二日の研修の様子をお届けします。

【スケジュール概要】
7/4(木)

・東京から富山県・立山に移動。
・宿泊先の会議室で発表やグループワークをする。
7/5(金)
・立山からアルペンルートを通って黒部ダムへ。
・バスで長野へ向かい解散。


【1日目】 7月4日 木曜日 東京~富山・立山


8:00には東京駅に集合し、北陸新幹線で富山へ。
長崎組は東京に前泊していました。

富山駅では社長が鱒寿司をご馳走してくださいました!
富山駅から電車で立山駅へ向かい、13:00頃には駅近くの宿「グリーンビュー立山」に到着。


午後は、「日本の電力の歴史について」「黒部ダムの歴史について」の発表と、グループワークを実施。

発表①「日本の電力の歴史について」
戦前・戦後の電気事業体制の変遷を、関連法と合わせて紹介。増えすぎた電気事業者をいかにして統合したか?おもしろくまとめて解説してくださいました!
発表②「黒部ダムの歴史」
なぜ黒部ダムが建設されたのか・建設時の苦労などを、分かりやすく紹介してくださいました。ダムを見る前に理解を深められてとても良かったです!
グループワークのテーマは3つ。4グループに分かれ、それぞれ1つを選び発表します。
与えられた時間は約40分。焦りながらも、楽しくワークに取り掛かりました。
しかし時間が足りず、泣きの10分追加。
各グループ、自由な発想で答えを出しました。
締めは、小林社長によるワークテーマ解説と、ためになるお話。


研修らしい研修(?)はここまで。
温泉に入るなどして、食事会場に集まります。

お部屋の様子。
食事会場。
美味しいものをお腹いっぱい食べられて幸せです。
ドリンクはセルフサービスで。止まらない Alcohol~
皆さん自由に飲んでいて楽しそうです。
笑顔が眩しい。環境エネルギー事業部のアイドルですね。
食事のあと、部屋に集まってババ抜きをしている様子。なんと平和なのでしょう。


【2日目】 7月5日 金曜日 立山~黒部ダム~長野


朝食も美味しかったです。
眠気と戦いながら食べている人もいれば、朝からごはんを何杯もおかわりする人も…。


ホテルを出て、立山駅から黒部ダムへ。
立山黒部アルペンルート」という山岳観光ルートで、たくさんの乗り物を乗り継いで向かいます。

画像引用:立山黒部アルペンルート


9:20 まずは立山ケーブルカーへ乗車。
立山駅(標高475m)から美女平(標高977m)へ、7分で一気に上ります。
9:40 美女平から室堂までは立山高原バスで1時間弱。
窓から見える山々は本当に美しく、見応えがありました。標高が上がるにつれて見たことのない植物が増えていくのも印象的でした。
7月ですが、雪の壁もまだ残っていました。
室堂は標高2,450mとアルペンルートの中でも最も高い位置にあります。長袖を着ても寒いくらいひんやりとしていました。
10:45 室堂から大観峰へは、立山トンネルトロリーバスで。
トロリーバスとは架線からの電気を動力として走るバスのことで、日本で運行しているのはなんとここだけ!
しかし老朽化により、今年11月に運行が終了してしまうそうです…。
大観峰からは、黒部湖や後立山連峰を見下ろすことができます。
まさに絶景!黒部湖は抹茶ミルクのような色をしていました。
記念写真。
11:10 大観峰から黒部平へ、ロープウェイで下ります。
駅の間に1本も支柱がなく1.7kmの距離をワイヤーだけで結んでおり、景色が良いことから「動く展望台」と呼ばれているそうです。
「動く展望台」から見える黒部湖。
黒部平(標高1,828m)まで下ると、暑さを感じます。
駅の売店にあるブラックソフトは衝撃の¥800……。ちゃっかりご馳走になりました。濃厚なチョコレート味でとても美味しかったです!
12:00 黒部ダムへ向かう最後の乗り物・黒部ケーブルカーへ乗ります。
最大勾配31°とかなりの急斜面! 狭いトンネル内を、上りのケーブルカーとすれ違いました。
12:05 黒部湖に到着。ここから黒部ダムへは歩いてすぐです。


ついに、黒部ダムへ!

大迫力!!えん堤の高さは186mと日本一を誇ります。
放水を真上から見ると、吸い込まれそうで少し怖くもありました。
霧状に放水している水の量は、毎秒10t以上!
電力や黒部ダムの歴史を前日に学んだためか、実際に見た際に「先人たちの努力の上に私たちが生きているのだ」と深く感じることができました。
慰霊碑。黒部ダム建設の殉職者は171名。断崖絶壁の黒部峡谷では落ちたら怪我では済まないことから、「黒部に怪我無し」という言い伝えがあるそうです。
220段の階段を上った先にある展望台からは、放水・黒部湖を一望できます。
名物の黒部ダムカレー。
アーチ型のダムえん堤をライスで、黒部湖をカレーソースで、それぞれ表現しています。湖の色までよく再現されていますね。
黒部ダムのマスコットキャラクター・くろにょん にも会えました。


黒部ダムを存分に楽しみ、バスを乗り継いで長野駅にて無事解散しました。


終始和やかな雰囲気だった黒部ダム研修。
人と関わり、学び、仕事を見つめ直す良い機会となったのではないでしょうか。

忙しく仕事をしているとこうしてスケジュールを合わせてどこかへ行く機会はなかなかつくれませんが、また数年後にでもどこかで研修ができると良いですね。


(お読みいただきありがとうございました!)

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