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「あなたがいてくれるから、何度でも走り出せる。」…感動です。
三陸鉄道リアス線が3.20に全線運行再開します。
ご存じの方も多いかと思いますが、この路線は9年前の大津波で壊滅的な被害を受けて、完全にストップした路線です。その後復旧したものの、さらに昨年台風でストップ。その路線がめげずに、ようやく再スタートとなりました。
あなたがいてくれるから、何度でも走り出せる。
復旧までどのくらいかかるんだろう。
そんな不安を抱きながら、列車の来ない線路を歩いていたとき、
「走り出すのが楽しみだね」
「また乗りたいな」
沿線のお客様が、いつも声をかけてくれました。
今度は、私たちの番。
毎日新しくなるこの場所で生きる方々と、日本の方々をつなぎたい。
誰かの力になれるような鉄道になりたい。
お客様がいる限り、私たちは走り続けます。
3.20三陸鉄道リアス線、全線運行再開。
この広告は、乗車促進でも認知促進でもない、岩手の復興シンボルなんだと思います。
もちろん、車社会の岩手なのでこの路線がなくても生活にはさほど困らない人が多いと思います。しかし、そんな利便性の尺では測れない地域の人々を勇気づけるこのメッセージは、地域の方はもちろん日本中に気づきを与え、興味を抱かせる事ができると思います。
三陸鉄道は頑張っている!
岩手は頑張っている!
東北は頑張っている!
あの日から9年たった今の震災支援・地域活性のためにはこのようなメッセージが必要なんだと思います。
来年は10年目。地域の復興のためにはここからが正念場です。
今までの同情を誘うメッセージでは人を振り向かせることが難しくなります。
方法を間違えば後退路線に入るし、うまく刺されば一気に地域のブランドアップが可能です。
地域の発展は、日本の発展。期待しています!
不明点やご相談を趣味で受け付けております。(笑)
お気軽に↓までご連絡くださいませ。
japan.adlab@gmail.com
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