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クリエイター諸君負けるな!!自治体プロポーザルには、勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

さっそく、偉そうなタイトルつけてみました!(´∇`) [笑]
(故 野村監督のありがたい名言です!)

でも、本当にそうなんです。
偶然に勝つことはあっても、偶然に負けることはない。失敗の裏には、必ず落ち度があるはずなのだ。って事なんですが、自治体プロポーザルの負ける企画書っていうのは、負けるんですよねー例外なく。|ω`) 

ちなみに、私は広告代理店の店員をもう15年近くやっていてその中でお付き合いのあるクリエイターの方の企画書なんかを見せてもらうのですが、せっかくすごいアウトプットだったとしても、自治体ならではの判断基準に乗ってなくて取りこぼしている方が本当に多いと実感しています。

ほんっっっっっとうに、勿体ない!
何よりその地域にとって勿体ない!!
(;`O´)o 

そんな機会損失を減らすためにこのマガジンでは自治体プロポーザルに参加するクリエイターの一助になる「勝つ企画書の作り方」をプロポーザル毎に紹介していきます。

小さい会社ほど勝つチャンスは大きい!

コロナ禍の影響もあって、クリエイター達が参加する自治体のプロポーザルがとっても人気を集めています。郵送による参加表明・資料提出だけで終わるのも多くなってきていて経費も節約しながら参加できるのも魅力です。(((o(*゚▽゚*)o))) 

特に会社規模関係なく、その企画内容次第で採用されるというのが自治体プロポーザルの熱いところですね!
あの超大手広告代理店達も参加しているデザインコンペに2~3名のデザイン会社が参加して下剋上を果たすっていうのもよくある話です。(·◇·)
その大きな要因とは・・・

  「広告代理店はプロポーザルでは強みを活かせられないから」です。

大手(特に広告代理店)は戦略から戦術まで一貫して考えられるのが強みです。※だから代理店って言われます。
でも大抵のプロポーザルは既に戦略は自治体の方でまとめてから公開されます。すでにレールは敷かれている状態で走り方を求められます。
こうなると価格的にも大手は中小には勝てなくなってきます。(^^♪ 

さらに、中小の会社は大手より多くのプロポーザルに参加できます。
「えっ、そんなの大手でも一緒やん!」と思うでしょうが、違うんです!

大手は出場するのが面倒なんです!

これまでプロポーザルに参加された人はご存じかと思いますが、一つの案件に参加するためには膨大な書類が必要です。
課税証明書、登記簿謄本、役員略歴、社判…
・・・もう、本当に面倒。(ꐦ°᷄д°᷅) (ꐦ°᷄д°᷅) 
それを忙しい総務や人事に気を遣って頭下げて依頼してもネチネチ嫌味な事言われるし、さらに別の営業部署の仕事と干渉していないかの確認など、ではれば大手はプロポーザルを避けたい道です。|ω·`) 
社長の鶴の一声レベルがないとなかなか大手はプロポーザルに参加するのが大変です。裏を返せば大手が出場するプロポーザルには何か会社として迫られる理由があるという事ですね。
その反面、数打てば当たるではないですが、参加できるプロポーザルも多くなり獲得できる数も多くなる可能性があります。

だから、言いたいのです。(՞ټ՞☝ 
優秀なクリエイターの皆さん、ぜひあきらめずにプロポーザルに参加してみてください!


負ける企画書は、ある!
勝つシナリオも、ある!

デザイナーの方が出場し敗退した後、飲んだ時に、
「選考基準がおかしい!選ばれたのより絶対自分たちの方が良い!」L(’ω’)┘三└(’ω’)」 
と仰られます。
どれどれ、企画書を見てみると・・・確かに、いい!おもしろい!(°д°) 
なんで負けたんだろうと、自治体からの仕様書を見てみると・・・納得。
自治体のシナリオに乗っていないのです。これを「勝つシナリオ」といいます。

自治体は仕様書を作る時に相当な時間をかけて、そして多くの責任転嫁のために稟議をかけてその書類を回すので、すでにそのプロポーザルでは神格化されているものです。いわゆるこの仕様書に則っていない企画書、つまり勝つシナリオが記載されていない企画書は「負ける企画書」です。

じゃあ、仕様書通りに作れば勝てるの?というのは、やや厳しいです。( .. ) 
3社程度の競合でしたら、それでも勝てるかもしれませんが近年の激しい競争の中ではもう少し踏み込めないと難しいです。それは、

①仕様書の流れを汚さない事
②仕様書の行間を考える事

①に関しては、分かりやすいと思いますが意外と、アウトプットを派手に見せたいために自分の好きな流れの企画書にしている方がいますが、とにかく流れを汚さないようにしましょう!

そして、②が最も重要です。仕様書にはそう書かれている理由が必ずあります。当たり前の事を書いていても、必ず自治体ならではの決まり事や、世間の流れ、近隣自治体との関係性など、いろんな背景が絡み合った内容が数行で記載されています。その背景を行間から読み取って、企画書に反映しアウトプットに考慮されているかが勝つ大きなポイントです!(՞ټ՞☝ 

これは、実際にやってみないとなかなか身に付きませんが、コツさえ掴むと簡単にできるようになります!その時には人の心の裏ばっかり気になる人になっているかもわかりませんが(·∀·) [笑](·∀·) [笑](·∀·) [笑]
では、次回の記事から実際のプロポーザルをピックアップして勝つシナリオづくりを紹介していきたいと思います。

皆さんで、詭弁でない地方活性を目指していきましょう!!(⌒▽⌒) 

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