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虚勢

"虚勢"

自分のLIVEを見た身近な人間によく言われる言葉です。
リリックやMCに説得力がない様に見えるのか実際、気になるけど自分ではあまり分かっていない所もある。が、そう見えてるのならそうなんだろう、、。

でも、少し思い当たる節がある。
自分の中のラッパーとしての条件のせいかも知れない。
実はラッパーとしてマイクを握ってからの経験や今の感覚、考え方、視野についてしかMCにおいてもラップ(リリック)においてもことリスナーに対しては「深く詳細を伝えない」と自分の中のルールとして貫こうとHIPHOPを始めた。

まぁ、あれです、
簡単に言うとプライベートの細かい話は伏せてキャラを出さないでおきたいってこと。そのスタンスをとってきた反動か、信頼している方々に限って、、

HIPHOPならそういうネガティブな側面、逆境や不遇をラップにしてプラスに変えろ!お前のパーソナルな部分が見えないから説得力がない!お前のMC、ラップはいつも虚勢を張っている!なんで?!リアルじゃない!

なんて言われますね笑
うーん、確かにそうかも知れない。

けど、そう思って条件を課した理由は楽曲やLIVEを友達だろうが全く知らない人だろうがありのまま評価されたいと思ったからです。

※僕の喋りが下手くそなのでってのも大凡にあります泣

わかる奴だけがわかれば良い!みたいなのが嫌いなのもあります。
あとは、自然に知られるのであればなんてことはないんですが、「僕はこういう人間ですよ〜」みたいな事前情報を過度に出したり、LIVEにおいてMCで言った上でしか効力が強く発揮させれない楽曲でLIVEをしてる気分になり、ブランディングの一つとして、また、楽曲をしっかり聴いて貰いたい際、とても有効な手立てなんですが個人的に未だ抵抗感があります。ってか曲の中にその経験は反映させてるし!!それで駄目だったらしょうがねぇ!!!みたいな戯言をね、、。

アタマカタクネ?って皆さん思いますよね?
実は半分、僕自身も思ってます笑

というのを何十年もかなり葛藤しているんです。
ただ最近、その抵抗感を無くすには良い機会が巡ってきて、
まずはトライしてみようと決意致しました。
本当ありがたいですよね。

もし腑に落ちたら新しい扉開けるかもですし、
やってみてやっぱり腑に落ちないなら、まぁね、、。
その時は虚勢と言われようと動じない意識も芽生えたので記してみました。

JANS


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