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4. 肩身がせまい家
4か月ぶりに私は実家に帰省した。
赤ちゃんのお世話とはこんなに大変なものなのか、と痛感。
両親は仕事をしていたので、日中は娘と2人だったが、帰宅すると育児に協力してもらえた。
居心地がよくずっとここに居たいと思った。
娘のことで少し、気がかりなことがあった。
なかなか寝てくれないこと。
寝つきが悪い、泣きすぎて疲れて寝おちてる?
こっちが泣きたい日もあった。
しかし、もっと泣きたいことが起こるー
突然の電話、旦那からだった。
お母さんが倒れて、救急車で病院に運ばれた。
私に実家から帰ってきてほしいと。
脳梗塞。
義母はもともと血圧が高く、片頭痛持ち。
この日もかかりつけの脳外科外病院に行ったのだそう。
そのまま寝たきりになり、会話も一切できなくなった。
子育てに困ったら、相談しようと思っていたのに…
義父は定年退職をして家にいる人だった。
昼間からお酒を飲んで、酒くさい。
わたしの実父もお酒は好きだったが、
この人は酔うと話し方がくどい。
陽気になるどころか、大きな声で
義母をいつも怒鳴り散らしていた。モラハラとDVのかたまりのような人、離婚の危機まであったようだ。なのに、外面はめちゃくちゃいい人。
義父がいちばん嫌いだった。
義母がこんなことになり、毎日生き甲斐のように病院へ通い詰めていた。
「お母さんが倒れたのはてめぇのせいだ!」
「倒れてから病院に毎日行ったって、どうにもなんねぇんだよ!」
と旦那と義父が口喧嘩をしていた。
肩身せまっ
なにこの家・・・
私は0歳の娘を抱えて、仲の悪い父親と息子。
我慢するしかなかった。
なにか楽しみを見つけなきゃ!
そう思いはじめた。
義母は1年以上病院を転々として最後は自宅介護になるも、ずっと寝たきり。
口からものを食べたり、飲んだりできないまま逝ってしまった。
とにかく寝ない子だった。
— ジャネット//障がい児・障がい者のママ (@janet_704) October 26, 2023
思い返すと赤ちゃんのころから
大変な子だった。
ちょうど首が座ったころ、
里帰り出産をしなかった私は、
遠い実家に娘を連れて帰省した。
ひと月くらいのんびりしようと思っていた。
その頃は両親が健在。
初孫の誕生をよろこんで
父がお風呂に毎日入れてくれた。
実家で↓
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