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ラジオ日誌⑤

いい季節になってきましたね♪
油断して、体調は崩したくはないですね。

今回はボツ回なので、少し🤏手を加えました。
では、🍂

ボツ回・ 〜 新たに手を加えて 〜

中学3年生の冬、まさに僕の人生が大きく動き出すような瞬間が訪れました。
初めて「好きです」と伝えたその時、心の中では映画の主人公のような気分だったんです。
返事はというと…「ちょっと待って」。まさに青春の甘酸っぱいひと幕。期待と不安が入り混じる日々を過ごしながら、数日が経ちました。

さすがに待ちきれなくなった僕は、「もうすぐ塾の冬季講習が始まるから、返事がもらえると助かるな」と、今思えばずいぶん自分本位なメッセージを送ってしまいました。
結果は…そう、振られてしまいました…
だけど、その瞬間から何かが吹っ切れて、受験勉強に全力で集中できるようになったんです!
振られることで心が軽くなるなんて、青春の不思議な魔法ですね。

高校に進学してからは、恋愛よりも打ち込むものが増えて、自然と誰かを好きになる余裕もなくなっていました。部活や勉強、そして友達との日々が忙しく、気がつけば恋愛とは距離を置いていたんです。


そんな僕が高校3年生の夏、
突然、中学時代の「告白して振られる」経験を思い出しました。あの時、振られたことで得た集中力が不思議と役に立っていたなぁ、と。そこで、「もう一度、あの起爆剤を試してみよう」と思ったんです。今考えると、なんて無謀な決意だったんでしょう。

ある日の放課後、廊下でよくすれ違っていた気になる女子に、勇気を振り絞って話しかけました。「ずっと気になっていて…」と告白したのですが、またもや振られてしまいました。ですが、どこか心の中では勝利を感じていたんです。「これでまた勉強に専念できるぞ!」と、妙な自己満足感に包まれたのでした。(アホですねぇ…)

ところが、夏期講習が始まるとさらに驚きの展開が。今度は別の学校の生徒に恋をしてしまったんです!一緒に電車で帰る時間が、僕の一日の中で特別なひとときになっていました。しかし、やはり冬前にまたしても振られてしまいました。

彼女は少し遠回りして大学に進み、僕は予定通り進学しましたが、メールでのやり取りは続いていました。そして、彼女が上京すると聞いた時、心の中で再会への期待が膨らみました。ですが、その期待も一通のメールで打ち砕かれました。「実は、結婚することになったの!」彼女の新しい苗字を知った時、僕の心にあった淡い期待はすべて消えていきました。

それでも、あの頃の思い出は今でも鮮やかに心に残っています。すべての出会いが僕を少しずつ成長させてくれたんだなぁと感じる日々です。みんな、今どこでどうしているんだろう…みんなが元気で、幸せに過ごしているといいなぁ。