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デジタルシンセの良い音、アナログシンセの良い音

長くならないよう、まず結論を書くと

デジタルだと、アナログシンセを録音して
その音を簡単に、沢山再生出来る。
コンパクトで軽量に作れて
壊れ難く、気軽に使える

アナログは、音が詰まっている
デジタルで再現出来ない所まで
音が出るのでは。
録音して曲にしてみると
太い音になる音色もある。

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という印象なのですが

アナログシンセや
アナログに近いシンセを
曲に使って、

治したり調べたりしてたら、
膨大なシンセの修理の情報を
記事にしているブログなど
読ませて頂いて
ロマンを感じています。

デジタルシンセをメインに使い
その不満も感じていたので、

何故デジタル録音した音を
再生するデジタルシンセが
主流になっていったのかを
考えていました。

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アナログシンセは1音出すのに
シンセの回路が1つ必要で
16音出すなら16回路
すごく部品も多くなり
更に重ねた良い音にするとなると
1音に何回路も、同時に使います。

凄く部品も多くなり、
高くなり大きくなり大変です。

デジタルシンセは、アナログの良い音を
沢山同時に音を出したいため、
デジタル録音した音を
再生する技術を使い、
16台(もっと?)のシンセサイザーを
1つで鳴らせるようにしました

コンパクトで安いですし
高機能、再現性が高いです。

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じゃあデジタルシンセの何が
不満かというと、
音がちょっとアナログほど
詰まっていない、

アナログシンセのゆっくりとした
変化が、本当は再現出来ない
デジタルシンセの癖がある
(ような気がする)

という事。

流行もあるのであと何年か
したらきっとみんな、
90年代、2000年のデジタルは
良かったとなるかもしれないので
わかりませんが

デジタルだと、録音した音を出すので
その後作曲すると

録音した音を再度録音して
曲になっている事になります。
それが気が付かないうちに
自然と感じる物足りなさ、なのかも。

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ちなみに、どちらがアナログかデジタルか
正直、聴かされても区別できません。
それだけデジタルの再現性は凄いです。

ただ、ものすごく長ーい音で
少しずつキラキラと変化する音色や

太さのある音、ぎっしり詰まった音などは
アナログの方が利点があるのかな
とは感じます。

古いアナログシンセの中身は、
細かな部品がぎっしり入っていて、
1つ壊れたら使えなくなるはかなさも
また味なのかな、と思いました。

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デジタルのいい所は、実は
デジタルシンセだけじゃなく、
pcのソフトや
アプリで再現され

気が付かないけどios、iphone系の
スマホなどでかなり良い音が
出せるようになっている事です。

結構普及していますが
ガレージバンドのアプリの標準で
付いているシンセも実は
物凄い良い音だったりします。
当たり前にありすぎて、
誰も使わないですが😅

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