見出し画像

セクシー田中さん原作者自殺事件の真相を考察する

ちょっと気になるんですよね…

▼背景

Wikipediaの芦原妃名子のページから引用します。

2023年10月、日本テレビにて木南晴夏主演で『セクシー田中さん』がテレビドラマ化。この際、9話・10話の脚本を自ら担当した。2024年1月26日には、自身のブログとXでドラマ『セクシー田中さん』について原作から大きく改変されるなど制作陣と意見対立があり9話・10話の脚本を自ら担当した経緯を、小学館と文章内容を確認した上で明かしていたが、28日にその投稿を削除して謝罪のコメントを残していた。

一連の投稿を削除した同日から行方不明となり、29日に栃木県日光市内で死亡しているのが発見された。50歳没。遺書のようなものも発見されており、現場の状況などから、自殺とみられている。

引用おわり。

すでにアーカイブされましたが、時事通信の記事のスクショも貼っておきます。

“女性死亡、漫画家芦原妃名子さんか 「砂時計」作者、栃木のダムで発見―警視庁”
時事通信 (2024年1月29日)

▼問題提起

このニュースを受けて、SNSを中心に《芦原妃名子はネット炎上に心を痛めて自殺した》という論調が支配的です。

しかし、50歳の女性がSNS炎上が原因で自殺なんて選ぶのでしょうか?

20代や30代のような若者ならまだ想像がつきやすいのですが、その年齢になってそんな決断をすることってある?

▼考察

そりゃ創作者は《普通の人よりは繊細》なのは理解しますけど。

仮にも50歳まで生きて、漫画家という非常に厳しい競走で勝ち抜いて、仕事で大成功してきて、有名作品も複数持っていて。

それが、たった一本のドラマのたった一度の炎上で?

死者を叩く意図はないのですが、社会人が突然死ぬのって、普段一緒に仕事している人達にも多大な迷惑をかける恐ろしく無責任な行為です。なので、責任感があって真面目な人ほどやりたくないことかと。

セクシー田中さんは連載中で未完でした。作者にとって作品を守る最大の行為は、その作品を最後まで描き切ることじゃないですかね?

それを放棄してまで?

確かにSNS炎上は自殺に踏み切る最後の一押しになった可能性はあります。でも、それ以前に芦原妃名子先生には死を希望する何かがあったのでは無いかと私には思われます。

何かメディアで報道されてない、もしくはSNSで議論されてない原因があるような気がするんですよね。。。

でないとあそこまで立派な経歴がある人が死んだりしないですって。

生誕 1974年1月25日 兵庫県
死没 2024年1月29日(50歳没)栃木県日光市
国籍 日本
職業 漫画家
活動期間 1994年 - 2024年
代表作 『砂時計』
受賞
第50回小学館漫画賞少女向け部門(「砂時計」2005年)
第58回小学館漫画賞少女向け部門(「Piece」2013年)

2005年、「砂時計」で第50回(平成16年度)小学館漫画賞少女向け部門を受賞、単行本発行部数が累計700万部を超えた。2007年には、同作品がTBS系「愛の劇場」枠でテレビドラマ化され、2008年4月26日には、キャストを一新させて東宝系で映画が公開された。
2012年10月、日本テレビにて中山優馬主演で「Piece」がテレビドラマ化された。
2023年10月、日本テレビにて木南晴夏主演で『セクシー田中さん』がテレビドラマ化。

セクシー田中さんの前に砂時計とPieceがドラマ化されているので、今回のこともある程度は読めるし、事前に予想できたと思うんですよね。

では、なぜ今回だけ?

50歳の女性で、おそらく未婚で、お子さんも居ませんよね。

天涯孤独の初老に差し掛かる女性が何を考えていたのか。

ご自身が感じていた才能の枯渇なのか、何か重大な病気を患っていたのか、それとも恋愛関係の悩みが絡んでいるのか。

あくまで個人的で勝手な推測ですが、高齢になってきて芦原先生が何か重篤な病気を抱えていた可能性はあると思います。

あるいは、身体的には健康でも、ご自身が第一線で活躍し続ける傍らで、夢破れて業界を去っていく若手漫画家や、ご自身と同じくテレビ業界などに搾取されて悔しい思いをする同業者を見てきたことで心を痛めていたかもしれません。優しい方でないと成功は難しいのでこれは結構あると思います。

なんというか、自分には子供が居ないしどうせ死ぬなら、せめて後の世代の漫画家のためにここで私が人肌脱ぐか、と漫画テレビ業界の問題を提起して、そう差し向けるように遺書を残して入水自殺を図った可能性はあるかもしれません。

そして、やはり人間に異常行動をさせるものとして恋愛感情も外せません。原作者がブログで明かした経緯は、企業がやる仕事としてはかなりムチャクチャなもので、誰かの人情的な何かが強く働いていたこともあるんじゃ無いかと思えます。


あとは、一気に都市伝説の色が増しますが、日本テレビや小学館というエンタメ系の大手企業と、反社会組織との黒い繋がりですよね。21世紀に入って情報化社会になってからそのような活動は難しくなりましたが、今でも半グレになりながらゆるく関係を続けている可能性はゼロじゃないので、他殺という筋も論理上は有り得ます。

というのも、どのメディアでも「作者が急死」と書いてるものばかりで、自殺と明記しているものが無いんですよ。

もちろん読み手のショックを和らげるため(あるいは日本テレビや小学館や脚本家への攻撃が向かないため)の配慮かもしれませんが、これは《まだ他殺の可能性が残っている》という推察も出来なくなはいですよね。

少なくとも、数年後には必ず芦原妃名子をモデルにした推理小説や火曜サスペンスが作られるでしょう。

信じるか、信じないかは、あなた次第。

(了)

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!