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【社員のモチベーションアップ】インナーブランディング動画ができるまで

弊社は期首に、経営計画発表会を開催しています。
この会は、経営方針や目標を明確にし、社員の結束を高めるために行われます。その前に社内の士気をさらに上げるため、若手社員が中心となって制作した動画を発表しました。インナーブランディングを目的としたプロジェクトは、新しい年度を迎えた社内のモチベーションアップに繋がったと思います。

動画制作のプロジェクトメンバー(以下「PM」という。)に企画案から制作過程撮影のポイントなどを聞いてきました。そこでわかった動画に込めた想いやこだわりについて、ご紹介していきます!
ぜひ最後までご覧ください。


1. 動画の方向性を決める

ーー 動画制作ではじめにやったことはなんですか。

PM:いきなり撮影や構成を考えるのではなく、まず動画で伝えたい想いについて話し合いました。
作りたいイメージがずれないように、表現したいことや参考にしたい動画など PMと共有し、意見は以下の内容が出ました。

意見は以下の内容が出ました。
・短い動画で心に残るものにしたい
・普段の働く姿を撮影して、日々クリエイティブに向き合う姿を見てほしい
・一緒に働いて感じることや、会社の未来についてを言葉で表現したい

PMの意見をまとめ、『私たちのクリエイティブへの向き合い方・挑戦する組織としての在り方を伝える』という方向性で一致し、動画構成を考えるフェーズに移りました。

2. 構成を考える

ーー まとめた意見をどのように表現していきましたか。

PM:言葉を映像で表現するためにまずは、社内に向けて伝えたいメッセージを言葉にして箇条書きにしました。そこから、文章をまとめブラッシュアップしていきます。
(自分たちに響く、等身大の言葉になるように心がけました。)

<動画で使用した文章>
挑戦とは、どうありたいかを問い続ける道のりだと思う

それぞれ、やるべきことと向き合う中で
いいことも悪いことも受け止めながら
立ち止まらずどう私たちは進んでいく?

目まぐるしい日々の中でも、私たちは創ることを諦めない
ひとりじゃできないことを叶えられる場所

ともに、今ここにいる必然
小さなこと、大きなこと、真摯に一つひとつ積み重ねていく
新たなスタートラインに立ち、歩み出す

ともに上を向いて、未来をセッションしよう

言葉を表現するのにどんなシーンを撮影するかを話し合い、映像が単調にならないよう、さまざまな角度からのカットを想定して絵コンテを用意しました。

伝えたい内容をストレートに届けられるよう、言葉と映像との組み合わせを考え構成していきます。

タイムラプスのシーン(絵コンテ)
外を歩くシーン(絵コンテ)

シーンは以下でまとまりました。
(1)出勤する道のり
(2)普段の仕事姿
(社員全員が登場)
(3)外へ歩き出す(新たな一歩を表現)
(4)海で空を見上げる(上を目指す姿を表現)  

3. 撮影へのこだわり

ーー 撮影しに使用した機材や、こだわりを教えてください。

PM:撮影機材は、ミラーレス一眼iPadを使用しています。人物をアップで撮影したり野外撮影の際は、ボケ感や景色の美しさを表現するためミラーレス一眼を使用しています。
また、長時間撮影する必要があるシーンではiPadを活用して撮影しました。

● iPad撮影

タイムラプスのシーン(実際の映像)

タイムラプスのシーンは、自分たちが日々クリエイティブに向き合って働く姿を押さえます。社内のリアルな仕事風景を早回しで撮影し『目まぐるしい日々の中でも、私たちは創ることを諦めない』という言葉と合わせて表現しました。

<撮影メモ>
社内の1日の動きを撮影するため9時〜15時の長時間、俯瞰で撮影しました。

● ミラーレス一眼撮影

外を歩くシーン(実際の映像)

未来へ歩み出す姿を表現するために、会社から外へ歩き出す撮影を行いました。

<撮影メモ>
一番歩く動作が綺麗で表情の良い部分を切り取るために、使用する秒数より長く撮影をしました。

● イチ推しシーン

イチ推しシーン

 PMのイチ推しシーンは、『ともに上を向いて、未来のセッションをしよう』という言葉が出てくる部分です。
セッションは、みんなで音を合わせる という意味がありますが、
いい創作・アイディアを共有し、未来を一緒に作り上げよう』という意味を込めてこの言葉を選びました。

● ラストシーン

ラストシーン

ラストシーンでもう一つ想いを表現するため、モーショングラフィックスを取り入れました。
線が伸びる動きは『成長』を、バラバラの文字が集まる動きは『ワンチームになる姿』を表現しています。

4. 社内の反応

ーー 社内メンバーの反応はどうでしたか。

 PM:経営計画発表会から一年経ち、改めて動画に関しての社内アンケートを実施しました。

社内アンケート結果

< 動画を見ての社内の感想 >
「共に支えあって仕事をしていることの素晴らしさを感じました。」
「自分たちのクリエイティブな仕事に誇りを思えて感動した!」
「PMからのメッセージがすごく伝わり感動しました。」
「どのような想いで働いているのかを改めて思い返せる動画でした」

コメント一部抜粋

アンケートの結果、6割以上が仕事に対してのモチベーションが上がったと回答。クリエイティブな仕事の素晴らしさを再確認したり、PMの想いが伝わり感動した人など、とても嬉しいコメントが多数ありました。
動画を作ったことで『ジャム・デザインの良いところ』を社内の中でシェアすることができ、同じ目標に向かって頑張るきっかけになったのではないかと思います。

5. ライターの感想

できあがった動画を会場で見た時、自分たちは「かっこいい仕事をしているんだな!」と改めて感じました。
日々業務に追われており、自分の仕事について考える機会が少なかったため、言葉と映像で表現してくれたおかげでスッと想いが伝わり、仕事に対する士気が上がったことを覚えています。
改めて今やっている仕事に誇りをもって、日々の業務に取り組んでいきたいと思いました!


今回のライターは、数年ぶりに高校生の弟とランニングをして、ちゃんと置いて行かれたニシダが担当しました。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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