5歳の時、「自閉スペクトラム症、ADHD、軽度知的障害」の診断をされた息子について

現在小学一年生の息子について。備忘録的なもの。誰かの参考になればと思い書きますが、あくまで一例として捉えてください。


2歳になってようやく単語が出始めた息子君。

トイレに行けるようになったのは4歳になったくらい。誕生日が1月で、年中入園にギリギリ間に合った感じです。

入園前には発達相談や言葉の遅れについての相談で何件か回りました。

「児童発達支援・放課後等デイサービス」に週一で通うようになる。入園してからも園の行事がない時は週一で通う。

変だとは薄々思っていましたが、園の先生に「自閉症ではないか?」と改めて言われ、年中の終わりころの5歳の時に診断を受けました。

結果はタイトル通りです。この時5歳だった息子の知能は3歳半相当だと言われました。一年半ほどの遅れです。


園での生活は先生が上手くやってくれていました。癇癪が起きたり気持ちの切り替えが下手な息子を根気よく、時には優しく見守ってくれました。

息子君はクラスにいることより、職員室に入り浸ることが多かったです。制作活動もろくに参加しなかったり、なぜか先生たちの朝礼に息子君が参加したり。

息子君が年長の時には娘ちゃんが年少入園しました。娘ちゃんの用事で園に向かうと、なぜか職員室から出てくる息子君が面白かったのをよく覚えてます。

小学校の入学を前に支援級を勧められる。役所の人に園での様子を視察してもらい、「知的級」を勧められる。

この時の私は「情緒級」じゃないかと思っていたので、まさか知的級になるとは思わず少し落ち込みました。


入学後。音楽や体育などは交流級(通常のクラス)で取り組み、算数や国語などは支援級で受ける。

時々、息子君のトラブルについて担任の先生から電話がかかってくる。人の気持ちを読み取るのが下手なので、お友達に嫌な言い方をしてしまったり、しつこく言ったりすることがあるみたいです。先生が話し合いを何度もしているようで、本当にありがたいなと思います。トラブルと言っても呼び出しを食らうような他害ではないのでとりあえず静観しています。

一方息子君には良いところもあります。先生が言ってくれるのは「他の子の良いところをよく気付いて褒めてくれる」ということ。息子君にもせっかく良いところがあるのに、人が嫌がるようなことをしてしまうともったいない、と先生は言ってくれています。


こんな感じで小学校生活を過ごしています。

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