「自分の真実を語る」って？

「自分の真実を語る」ということについてしばらく考えている。

真実とは？
自分にとっての真実とは？
語るとは？

あまりにも大きいテーマだから、見て見ぬふりもできる。

けれど、言葉の齟齬に苦しみ疲れはて、いったん自分の言葉を手放し、ふたたび言葉を編みなおしている最中の私には、避けては通れないテーマなのだろう。
ずっと、私の周りにまとわりついている。

この手強いテーマに真っ向勝負はできないけれど、自分が時々、その風にそよいでいる感じはしてきた。

そして昨日、「不立文字　教外別伝　直指人心　見性成仏」
という教えにであった。

どうやらその時はきたようだ。
巧みに言葉を駆使して描写するなんて到底できないけれど、風に誘われて、「自分の真実を語る」というテーマについて、風景をスケッチしてみようと思う。