何と無くピアノを弾いていた小学生時代。 ガチクラシックピアノの先生の元で教わるも、クラシックの世界にはのめり込めなかった。 前述した通り、唯一のめり込めたのは絵を書く事とファミコン。 そんな仕方なく、何となくやっていた『ピアノ』が、ある日唐突に武器となる。 音楽の授業中、リコーダーで当時やっていたTVアニメ『悪魔くん』のオープニングテーマ曲をいきなり何気無く吹き出した。🪈(エロイムエッサイム) クラス中の男子が湧き出し、束の間の人気者となる。 こんな簡単な短音メロデ
気づいたらピアノをやっていた。 どうしてやっていたのか自分でもわからないので、母親に聞くと、 『習い事何やりたい?と問うたら自分で(ピアノを)やりたいって言ったんだよ』と。 それくらい、安易に決定したことを、なんとなくやっている、そんな小学生だった。 ピアノだけではない。親父の趣味でやっていた野球も、気づいたらなんとなくやっていた。練習は死ぬほど嫌いだった。 学校から帰って親父の車があると、『今日も練習に連れて行かれるのか、、』と憂鬱になっていた。そんな少年時代。