他人に評価される動画を作るために取り組んだこと
他人に評価される動画をつくるにはとにかく他の方の動画を見まくることである。
みなさんこんばんは
法律好きなVtuberじゃこにゃーです。
先日、日本弁護弁護士連合会が主催する憲法動画コンテストに受賞しました。
そこで、今回は憲法動画コンテストに出した動画を振り返りつつ、取り組んだことを書いていこうと思います。動画についてはまだまだ勉強中の身ですが、動画を作る方に参考になれば幸いです。
動画作成の際、意識したこと
私が主に意識したことは4つです。
・情報収集
・構成
・統一感の徹底
・そぎ落とし
他にも細かい部分はありますが、大きくこの四つを意識して動画作成に挑みました。
では、これについて具体的に説明していきます。
情報収集
これは、自分が作ろうと考えている動画の構成に参考になる動画を探すことを意味します。
憲法動画コンテストでは基本的人権の尊重をテーマとし90秒以内の動画を作ることという制限がありました。
そこで私はまず、90秒の長さの動画をyoutubeなどで視聴し、「この動画いいなぁ」って自分が思ったものをメモしていきました。ジャンルは問いません。youtuberやVtuber、CMなど幅広く視聴していきました。
どうしてそうしたかというと、90秒動画の構成を知りたかったからです。
私の中では動画は漫画と同じく起承転結にしたがってすすむと考えており、90秒という短い秒数の中でどの部分が起承転結にあたるか知る必要がありました。
そうすることで、構成のときに何秒ぐらいにこの素材をいれよう!とか何秒あたりでカットしてみよう!ととても参考になるわけです。
ということでまず自分が作る動画の長さに合わせた他の動画を視聴することが大事だと思います。
情報収集はそれだけでは終わりません。次に自分が作るテーマの動画を探しました。今回だと基本的人権の尊重や憲法とかです。それで何を見るかというと
動画で主に何を伝えたいのかです。
というのも、例えば作ろうとしているテーマが大きすぎる場合、その全部を動画の中に載せるのは不可能です。ましてや、今回の基本的人権の尊重なんかは大学で何十時間と講義を聞いても足りないぐらい深いテーマです。
ということは、先行して動画を作っている人は何かしら省いて
ここだけは絶対に伝えたい
というのを考えて作っているわけです。そこを知ることができれば動画の構成がおおかたできた後、不用意な部分を切っていく削ぎ落としの作業がしやすくなります。
以上から動画作成前に色んな動画をみて学ぶことは評価される動画を作るうえで必須だと思いました。
構成
先ほど述べた通り私は動画を作るときは起承転結で考えています。そこで、まず情報収集をした動画を参考にしながら、起承転結に入る秒数をおおよそ考えていきました。
だいたい10秒あたりから承に入って、転は50~60秒ぐらいなど
起承転結に合わせて四つに分けます。あくまでも動画を作りやすくするための作業なので厳密にしっかり測る必要はありません、むしろそれに囚われると変に帳尻を合わせてしまい良くないと思います。(私も最終的に完成させたときは、82秒ぐらいでした。)
そしておおまかに構成を決めたら、起の部分で何々しよう、承で何々しようと内容を振り分けていきました。
憲法動画では、起で問題提起、承で基本的人権の尊重のない場合の弊害、転でだからこそ基本的人権の大切さ、結で問題提起に対する結論って感じです。
要するに細かく秒毎に伝えたい内容をきめ細かく整理するってのが大事なのかなと思いました。
統一感の徹底
さて、構成を考え、作り出していくわけですが、その前にテーマを決めました。実はこのテーマを決めて統一感を出すことこそが、評価に繋がったのではないかと思いました。
というのも、テーマを統一することで
視聴者側は内容に集中しやすくなり、より内容が伝わったのではないか
と、推測しました。まあ、この部分は具体的な統計データもないですし正しいかどうかはわかりませんが。
↑別件で作成した動画ですが『RPGのゲーム風』というテーマを徹底しています。
上記動画でもそうですが、テーマを決めたら自然と必要になる素材も決まってきます。例えばRPG風のフォントやRPG風のフォントなど
仮に統一感が評価に繋がらないとしても動画作りにおいて素材集めの観点からも役に立つと思います。
削ぎ落とし
最後の工程です。大方できた動画を見直してみて、省ける部分を省いていく作業です。余分な部分を削ぎ落としていくことでより、伝えたいことが洗練され、相手に伝わりやすくなるのではないかと思います。
これも情報収集した動画を参考に作成していきます。
憲法動画では出来上がった段階で300秒あり、90秒を大幅にこえていました。原因は基本的人権の成立過程など細かい部分を増やしていたからですが、他の動画を視聴しながら今回はより具体的な表現の自由など本質部分にスポットをあてようと考え、余分な部分を省いた結果、82秒になりました。
こんな感じで、余分な部分を削ぎ落とすことにより、シンプル性が増したことにより伝わりやすくなった結果、評価に繋がったのかと思います。
終わりに
動画が評価されるためには色々な要因があると思うので、一概にはいえないと思いますし、もっと良いやり方があるかもしれませんが参考になれば幸いです。
そして最後に注意するべき点は、この記事は動画が評価されるための一つの考えを示したものであり、動画再生数を伸ばす方法でないということです。
評価される動画を作る≠動画再生数を伸ばす
です。
良い動画を作ることと、どうやって動画を人に見てもらうかは別の話であり、考えることも違うと思います
動画再生数を伸ばすことについては下記の記事がものすごく参考になります。
そういうわけで、さらに良い動画を作ることも含め、私はまだまだ学んでいきたいと思います。
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