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2024.11.3(雑記・大島お出かけ)
雑記始めました(冷やし中華のノリで)
私の仕事は、自分の書いた文章にケチをつけられることが多い。どういう状況だよ?!と思うかもしれないが、仕事上別に問題のないことで、仕事バレしないためにぼかして書いているだけのことだ。
でもたまには好きに色々書きたい時もあるわけで、ここでは旅行記に焦点を絞って書いていたのだが、毎回お出かけの度にobligationが発生するような気になるのも嫌だなぁ、と思って最近書いていなかった。それに旅行記として読んでいただくとなると、一応それなりに章立ては考えるので、面倒に思うこともある。
そのため、当初の目的だったケチをつけられないで好きに文章を書く、という目的を達成するためにもここで旅行記に関係なく色々書くことにしようと思い立ったわけだ。
昨日のワーケーションと急な連絡
さて、そんなことを言いつつ昨日は伊豆大島に行ってきたのだが、これは完全にワーケーションのためで、上述の通りケチをつけられる文章を書くことが仕事の一部(書くことだけが仕事じゃないよ)である私は、例のごとく〆切を抱えている。そして他の業務にかまけたり、先日父方の伯母が他界したりしてなかなか手に着かなかったので、旅しながら書く、という手段―これはよくやりがちな手段なのだが―に出たというわけだ。
行き先は色々考えた。連休なので宿はどこも高いはずだ。そうなると船の着発や夜行日帰りが一番都合が良い。東海汽船株主優待の乗船割引券を持っている私は今回大島を行き先に選んだ。神津島着発でも良かったのかもしれないが、いくら割引でも神津まではそれなりに高い。あと仕事したいので少なくとも復路(日中便)は特等に乗りたいのだ。そうすると、安いし、就航率も高いし、何度も行っているので勝手がわかっている大島が第1選択肢となるのも無理はない。
今回は想定の範囲内ではあるものの仕事はそこそこ進んだ。原稿以外にも仕事はあるので、電波を確保できる(島内に居る)午前中は原稿以外の仕事、(船内にいる)午後は原稿仕事をした。しめしめ目論見通り、明日からは船こそ乗らないけど近所をお出かけしつつ仕事を進めるぜ、と思っていたらちょっと予定が変わってしまった。
ちょうど竹芝に着岸する直前、電波も戻って暇だった私は母に安否確認兼近況報告のための電話をかけた。毎日の日課だ。妹は朝、私は午後か夜にかけることになっている。この日は途中で実家の家電が鳴ったので、会話は少し短めに切り上げた。その後竹芝で下船待ちの列に並んでいたら妹から電話が鳴った。イレギュラーな連絡は大抵良いことではない。出てみると案の定、母方の叔父が年内持たないという内容だった。実家の家電を鳴らしたのは妹だったというわけだ。妹は母方の歳の近い従兄弟(叔父の子に当たる)と仲が良い。従兄弟も叔父の容態を病院で聞いて、母にどう連絡したものか悩んだこともあり、妹に連絡したらしい。
その後私は竹芝で久しぶりにお会いできたフォロワーさんとお喋りした。通常であればこのフォロワーさん以外にも夜発の大型客船に乗船するフォロワーさんがいる確率の高い日なので、もう少し竹芝で待機するのだが、母から電話が鳴ったのでこれはあかんと思って退散した。
母によれば明日(つまり今日)、従兄弟と一緒に叔父が入院している横浜病院に行くとのこと。母は頑健かつとてもしっかりしているので、一人で上京して行動することに心配はないのだが、今回は私も同行を願い出た。私自身が叔父にお世話になったという気持ちもあるし、母にとっては唯一の兄弟である叔父なので、やはり傍にいてあげたかった。一人っ子で既に叔母を失くし、叔父と二人暮らしだった従兄弟のことも心配だ。
夜が明けました
そんなわけで今日はゆっくり寝ているつもりだったが、午後一で病院近くの駅で待ち合わせなので、午前中を有効活用したく、普通に起きることにした。(1時間くらい寝坊したかったのだけど)
起きて洗濯やゴミ出しや少々の仕事をして、マンションのエレベーターの養生に気づく。これは誰かが引っ越すか、引っ越してくる時にされるものなので、またこのマンションで誰かの人生が動いているのだなぁと思う。そしてこの世界中で毎秒毎に誰かの人生が大きく動いているのだろう。