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なぜ日本は鎖国できたのか知る

みなさんご機嫌よう。もーやんです。

前回に引き続き、めっちゃ面白かった本の感想文。長くなったので、次回に続きます( *´艸`)

『世界史とつなげて学べ 超日本史

日本人を覚醒させる教科書が教えない歴史』

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今回は、わたくしの中でヒットした胸熱ポイントをご紹介ヽ(●´ε`●)ノ

○神話と歴史

インディージョーンズのようなロマンを感じたのは、神話=歴史という解説。

『古事記』や『日本書紀』は日本の建国神話が描かれているそう。それをそのままおとぎ話ではなく、何らかの史実の反映として読む。

すると、高天原から君臨した一族と、神武天皇が倒していく国津神の人々の様子が変わります。

著者いわく、大陸から日本列島への民族移動を意味している。とすれば、物語を書いたのは誰?

縄文人と弥生人が緩やかに混ざったという話を聞いた後では、好戦的に感じるよね。ただ、ヨーロッパの侵略とはまた違う広がり方だったのかな。。。

こんなことまで考えちゃう( *´艸`)

○日本は海に守られ、知略を尽くした『重武装国家』へ

平安時代。無政府状態が長く続いても、日本は海という天然要塞のおかげで他国からの侵略を逃れていました。

それでも、倭冦(わこう)による密貿易で日本の存在は徐々に知れていき、中国を超えヨーロッパなど世界に繋がっていく。

マルコ・ポーロ憧れの黄金の国へ殺到する各国に対応するうち、鎖国しながら情報収集を常に行う重武装国家へ進んでゆくことに。

私が密かに憧れたのは、倭冦。

日本や中国、琉球という多国籍な商人海賊団。グローバルな集団が、はるか昔にも、しかも日本が鎖国していた頃にあったなんて。。。(*´∀`*)

きっと色んな人生やドラマ、かけひきがあって、人間模様も。。。と、想像すると楽しい♪

思ったより長くなってますが、次回、終了!

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