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ジェイック経由で転職し14年勤めて思うこと【就職成功インタビューH様&社長編】

今回ご紹介するのは、14年前に就職カレッジ(旧:営業カレッジ)を利用して都内の映像音響業界へ正社員就職したH様。当時入社した企業に14年経った現在もお勤めで、プレイングマネージャーとして活躍されています。
今回は、当時弊社のサービスを利用された体験談や、14年経った今だからこそ語りたい想いを、H様ご本人と社長のおふたりにお伺いしました。


side:H様

Q:現在のお仕事についてお聞かせください

A:弊社は映像音響関係、主に競技場などの映像音響設備をつくる会社で、もう50周年を迎えます。大きいところでいうと新国立競技場でスピーカーなど音響の工事を担当しました。私は営業なので、お客様がどのようなものを求めているのかヒアリングし、それを私たちが提案し、形にするというところを行っています。
プレーヤーでもあり、ジェイックさんから採用した若手営業メンバーを教育するマネージャーとしても仕事をしています。
2人の部下を指導しておりまして、2人ともジェイック卒業生。もうバリバリ成果を上げてくれています。


Q:ジェイックの就職支援サービスを利用された時、どんなご状況でしたか?

A:もともと新卒で不動産会社に営業で入社しました。次の勤め先を決めずに退職し、就活をせずアルバイトをしていたのですが、両親から「このままアルバイトで暮らしていくのか」と言われたことをきっかけに、「やっぱり正社員で就職しよう」と、動き始めました。


Q:就活時(転職活動時)を振り返って、ジェイックのサービスを使って良かったことはありますか?反対に、苦労された事はありましたか?

A:14年前の事ですが、鮮明に覚えていますね。当時は「営業カレッジ」だったので、飛び込み営業をやっていて、私も1冊、2冊売ることができました。(※時代や顧客の変化に伴い、2019年3月末に飛び込み実習を完全廃止)厳しかったですが、本当に良い経験でした。事前の調査もないまま飛び込むので、何を話したら良いかなど、悩み考えながらやりました。ただ、前職では正社員で営業をしていたので、奮起してやっていたことは覚えています。あの経験があったから今も営業の仕事を続けられているのかもしれないですね。


Q:当時のジェイックのサービスは飛び込み営業もあり、厳しさもありましたが、どうして使ってみようと思ったのですか?

A:当時、たしかニュースでジェイックさんが取り上げられていたんですよね。就職するのになかなかこんなサービスないですから、「良いツールになりそうだ、面白そうだな」と思ったことがきっかけです。
普通の紹介や派遣ではなく、ちゃんと研修を受けてから、企業と面接をさせてくれる流れに魅力を感じたのです。


Q:前職の不動産業界から、未経験の映像音響業界へ、異業種転職されることについてどう感じていましたか?

A:不安はなかったです。音響・映像に興味がありましたし、やりがいもありそうだと。面接会に参加する際に、「この1社だ!」と思いました。 
面接会に参加する前に、この会社が製品を納めた現場を実際に見に行ったり、それをレポートにまとめて、面接に向けて準備をしました。


Q:現職に入社してからこれまでを振り返って、苦労された事や辛かった事はありますか?

A:大変だった事があるとすれば、仕事をゼロから勉強して、自分で覚えていかないといけないことでしょうか。3年経ってやっと一人前、という世界ですし、現場によって環境も違いますので、まったく同じ仕事はないんです。図面を見ながら現場に立ち会って、職人さんと一緒に汗をかいて、失敗をしながらやってきました。

でも辞めたいと思った事はありません。仕事がどんどん好きになっていったからです。商品も新しくなっていくので、日々勉強も必要ですが、それが自分には合っていました。


Q:入社後、嬉しかった事についてお教えください

A:自分のアイディアがお客様に受け入れられて、それが次の案件に繋がったときなど、とてもやりがいを感じます。7年くらい前でしょうか、当時まだ珍しかった海外のメーカーの音響映像を提案したことがあって、それが受け入れられた時などは嬉しかったですね。 


Q:今後の目標はありますか?

A:営業として、まず中長期では、年間売上を8億円へ上げ、いずれ10億を目指したいです。新サービスも展開していきたいと考えています。 

ジェイックさんから入社したメンバーも強い意志やヴィジョンがあって、活躍していますが、週1回は必ず面談をしてモチベーションの維持に努めています。
マネージャーとして、活躍できる人を育てていきたいですね。 


side:社長

Q:若手の未経験者採用の良いところを教えてください

A:私たちの「イズム」に合わせていけるところです。
経験者は即戦力ではあるけれど、「自分のやり方」を構築されていて、それが自社とマッチしない事もあります。これまで培ってきたものを発揮する、というのも良いのですが、私たちのイズムを一緒に作っていける人材がやはり必要なんです。そういう意味では、未経験者の採用が良いと想い、Hさんを採用しました。


Q:採用活動をしていて一番悩むことを教えてください

A:もともとは未経験者の採用はほぼやっていなくて、Hさんが初めての未経験者採用でした。その当時は現在の会長が中心に採用活動で動いていて、ある日会長がジェイックさんを見つけてきたんです。本音を言うと、採用は手間暇かかって負担が大きいです。だから複数社のエージェントを利用して、採用できるかわからないけれど募集をかけて…というよりも、ジェイックさんのように「本当に就職したい方だけを厳選して紹介してくれるサービス」は良かったです。

採用で特に難しいのは、面接での印象と入社後の印象にギャップが生じることです。通常は試用期間でお互いにマッチするかどうかをみるわけですが、「ちょっと違ったな」とお互いにギャップに感じることはもちろんあります。

昔は「明日から現場ね、仕事覚えてね」という仕事の振り方が多かったのですが、入社する方にとっては面食らいますよね。
ですから最初からグイグイいかずに、入社後のオリエンテーションをやって、会社の事業や社風を知ってもらって、「こういう仕事をしたり、こういうことを言われたりするので、慣れていってね」と、丁寧にガイダンスをしています。

なるべく入社前後のギャップを無くせるように、入社前の面接でも丁寧に話すようにしています。選考段階で社員に会ってもらうこともありますし、入社してもらった後にできるだけギャップが発生しないように、選考では心がけています。


Q:ご入社当初のHさんの印象についてお聞かせください

A:ジェイックさんって、面接の前に会社のことを求職者に丁寧に紹介してくれますよね。
Hさんはそれを聞いて、「ウチに入りたい」と志望してくれて、自分で企業研究をしてくれて、面接の場にプレゼン資料を作って持ってきたんですよ(笑)。「こういう仕事をやってらっしゃるんですね、僕はこういうことをやりたいです」と、すごい熱量で面接に参加してくれました。「じゃあもうあなただね」と、集団面接会の時点で私達はHさんの採用を決めていました。


Q:現在のHさんのご活躍についてどう感じていらっしゃいますか 

A:安心して見ていられますね。私たちの世界はお客さんもプロ。そういう中でいかに技術や商品を訴求していくかが求められるので、お客さんよりもクリエイティブにならないといけないのですが、そこを彼はしっかりやっている。
サボらないんですよね、部下に任せても良い仕事も自分でコツコツやっている、真面目なんです。
この世界の一番の要素は「好きか・好きじゃないか」なんです。自分で考えたものを提案して形になって、そこに喜びを感じられる人じゃないと無理だと思うんです。売ってナンボ、という考え方だったら無理だったでしょうね。 


Q:若手社員を育成する上で貴社が大事にされているはありますか?

A:若手社員にも理解しやすいコミュニケーションをとることです。
例えば自社の経営報告会で、経営理念をかみ砕いて伝えることで、「君たちの仕事はこういうことだよ」と伝えてあげると安心するようです。同じ方向を向いて仕事ができるように、何を大事にしたいのか、折に触れて伝えています。

あとは、こちらから積極的に声をかけるようにしていますね。仕事のことでも個別に声をかけると、自分のことを気にかけてくれているんだと嬉しくなるようです。 

ちなみに、今は社長である私自身も、この会社でのアルバイトをきっかけに入社しました。りと連携しながらコツコツ頑張れる人であれば、経歴関係なく活躍できますよ。


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