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はじめての障害者グループホーム🏠      立ち上げのリアルその① 構想から地ならし


こんばんは。
今日も元気に3時起き
じゃがたま佐藤です^_^

さて私のノートでは、
はじめてのシリーズもの。
実際のリアルな話を共有してみたいと思います。


私たちと同じ少子高齢過疎地域で
障害者グループホームを立ち上げようと考えている、
誰かのお役に立てれば幸いです♬


・具体的な構想を持つ

まず、自分たちがなぜ、
障害者グループホームを始めるのか。
コンセプトや明確なビジョン、熱量が必要です。


これが曖昧だと、
立ち上げ最中に、判断や決定の迷いが出るし、
何より、たくさんの人に理解や共感を得る必要がある事業に、
多くの人を巻き込むことができません。
熱量がなければ、そもそも続けることができません。

では、なぜ始めるのか。

私たちの地域には障害者グループホームがありませんでした。
必要性を感じながらも、誰も整備しようとはしてきませんでした。

特別支援学校を卒業した障害のある子どもたち。
地元に戻って住みたいと思っていて住まいや仕事がありません。

長年障害のある子を面倒見てきた両親が、80代の高齢者に。
自分たちに介護が必要になっています。

障害のある人たちは、どこに行くのか。

住まいや仕事がある、障害福祉サービスの充実した地域へ出ていきます。
人によっては、家族で引っ越す場合もあります。

年老いた両親は限界を感じ、地域で唯一の障害者支援施設へ、
子供を入所させることを決断します。

中には、両親がいなくなった後、一人暮らしを続け、
生活が破綻。警察のお世話になったあと、行政の支援で措置入所に。

こういうことを続けてきた地域では、何が起こると思いますか。

「地域に障害者がいなくなる」

また、地域の中で暮らしていたとしても、
何か厄介を起こすかもしれない、
そんな存在として、煙たがれる。



そんなのおかしい。

じゃあ、動いてみよう。

とってもシンプルな理由。
これが私たちが障害者グループホームを
設立しようと思った理由です。

病気や障害、高齢であっても「自分のことを自分で決めて生きる」
共に育ち、学び、共に働き、暮らす
障害者が地域に溶け込む村を作る。

コンセプトや目指すべき方向性はすぐに決まりました。

しかし、実際動いてみると、
大変なことが次々と起こります…

このあたり、次回に。


お読みいただきありがとうございました。


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