引っ越し
最近引っ越しをしました。
仕事の都合だったので、何ヶ月か前には引っ越しが決まっていましたが、お気に入りの部屋だったので気持ちの整理が大変でした。
横浜市の綱島あたりに住んでました。
この家のいいところは立地です。
川沿いをチャリで15分ぐらい走れば会社に着けるので、毎日満員電車に乗らずに済みましたし、残業で遅くまで会社に残っていても、すぐ家に帰れるので、通勤時間が負担にならないのが気に入ってました。
あと、ぼくは川が好きなので、家の近くに川があったのはうれしかったです。
しかも、都会にあるコンクリートでバキバキに舗装された側溝のような死にかけの川じゃなくて、川幅広くて河川敷のある眺めのいいタイプの川だったので、最高でした。
仕事終わりに川を眺めるのがお決まりのリフレッシュ方法でした。
でも、コンビニや駅までは家から15分ほど歩かないといけなかったし、断熱や防音の快適性とかデザイン性皆無の築30年木造アパートだったので、逆に言うと「仕事のための家」でしかなかったと思います。
この家に住んでた20代の時期は、会社で過ごす時間が本当に長かったので、その時の思い出や、当時考えてたこと、聴いてた音楽などが、どれも通勤風景とセットになって頭に浮かびます。
・仕事が失敗続きで、泣きながら「アララの呪文」を聴いて缶チューハイ飲みながら帰ったこと
・週末は河川敷でマラソン大会があるので、休日出勤のチャリ通勤はランナーのおじさんと並走しながらになり、気まずい時間を過ごしたこと
・チャリで通勤すると、会社に着いたら絶対3匹以上はワイシャツに羽虫がこびりついてること
・天気がいいと富士山が見える日があり、富士山見れたら出勤中ちょっとテンション上がったこと
・河川敷の草をちぎっては道に捨てて、その草が誰かに踏まれる様子をじっと見ているおじいさんがいたこと
・浄水場を通るとめちゃくちゃクサイこと
当時の思い出を気持ちよく書き出してみましたが、いい思い出がだいぶ少ないですね。
冷静に考えるとクソみたいな街だった気がしてきます。
でも綱島はぼくの青春だったので好きなんです…。
それでは!
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