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将来私がやりたい仕事は「データサイエンス」

 これまで、自分が今やっている仕事についてのnoteをいくつか書いてきましたが、今回は将来私がやりたい仕事について書いてみようと思います。私がやりたい仕事は「データサイエンス」です。どうしてやりたいのか、どんな心構えでやるのかをまとめてみました。


データサイエンスとの出会い

 私は元々、「何か数字を記録する・数字を整理する・整理したものを分析する」ことが好きで得意だと感じていました。大学生までは明確に意識することは無かったのですが、社会人になって最初の仕事が調査ものに関する内容で、たくさんの数字の記録・整理・分析に携わりました。自分の周りの人は、「よくそんなに数字に向き合えるね」と数字扱いに苦手な意識を持つ人が多かったのですが、自分自身はあまり苦労を感じず、それどころか分析を完遂したときに大きな快感を覚えていました。同時に、分析した内容をもって周りの人に貢献したいという欲求も持つようになりました。
 その後、全く異なる内容の業務に異動となったのですが、「やっぱり自分は『数字の記録・整理・分析』が好きだ。これで他の人に貢献したい!」という思いはずっと持っていました。そうした中、子どもが生まれたことを機会に育児休業を取得していた際、これからの自分のキャリアを考えていた中で「データサイエンス」という分野に出会いました。数字を含めた様々なデータを分析し、その結果をもって社会に貢献するという内容に、「これだ!」と思い学習をはじめました。育児休業から復帰してしばらくしたタイミングで、たまたま会社内にデータサイエンスに関わる部署が新設されたので、今は会社に新部署への異動希望を猛プッシュしています。

データサイエンスの何が魅力か

 データサイエンスについて学んでいる中で感じた魅力は、「現代社会を解き明かし、かつそれを周りの人にも伝えられるところ」です。個々人が多様な考え方を持ち、行動できるようになった現代社会はわからないことだらけです。そうした社会を、データの側面から解き明かすことができるのが魅力の一つです。併せて、解き明かした内容を理論立てて明確に周りの人にも伝えることができます。単に分析した人しか理解できないのでは、周りの人に貢献することができませんから、伝えられることも大きな魅力だと思います。
 もちろん限界もあることを感じています。社会をデータによってとらえる際に様々なものを抽象化するため、完全な把握はできないということ、分析結果については色々な前提、特に今の状況が続くことを前提とした仮説になるため、状況が変わると使い物にならないどころか害を与える可能性があることです。
 それでも、わからないことだらけの社会の中で、進むべき道を大まかに示す羅針盤を生み出せるデータサイエンスは、私にとって魅力いっぱいです。

実務と振り返りを重視したい

 データサイエンスの仕事をするうえで、どんな心構えでやるのかも考えました。まず、データサイエンスに関する学習はもちろん必要です。学習においては、やりながら学習度合いを周りの人に示せる資格取得が有効とも思っています。しかし、心構えとして資格取得よりも実務と振り返りを重視したいと考えています。
 データサイエンスの実務には、「解き明かしたことを成果に結び付ける」という、分析よりも難しいステップがあります。先ほど魅力で述べたように、解き明かした内容を理論立てて明確に周りの人にも伝えることを通して、周りの人に動いてもらわないと成果に結びつきません。これが出来ないと、どんなにすごい分析をしてもビジネス上は意味がないからです。
 これも魅力で述べましたが、データサイエンスの限界として分析結果については色々な前提、特に今の状況が続くことを前提とした仮説になることがあげられます。ということは、単に一度分析して終わりではなく適宜振り返りを行って、状況が変わっていないか、状況の変化により分析が害を与えていないかを確認しなければなりません。
 以上のことから、データサイエンスの仕事をする際は、実務と振り返りを重視することを心構えにしたいです。

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