時間を使う難しさ 有意義なことと娯楽
2021年に子どもが生まれてから、今までの時間の使い方を振り返ってみたところ、子どもが生まれる以前と大きく変わったことに気づきました。この時間の使い方が変化することは、子育てをする方は誰もが実感するのではないかと思い、今回noteにしてみました。
○とにかく子育ての時間に変貌
子どもが生まれてから、自分と妻の生活時間は子育て時間に様変わりしました。子どもが起きてからは常に子どもへ注意を払う必要があります。イスによじ登ろうとしたり、本棚の本を崩したり、コンセントを抜き差ししたりと、子ども自身も危ないのに楽しいと感じて動きまわるからです。また、子ども自身が常に親に見守られ構って欲しいと、要望を訴え続けるのでその相手をする必要もあります。
こうした子育てをしていると、今まで夫婦で交わしていた、たわいもない会話やテレビ・ネット視聴、外へ遠出したり各々1人で過ごしていた生活時間は、ほとんどが子育て時間に変貌します。そのため、これまでと大きく時間の使い方を変えなければなりませんでした。
○夫婦だけ・自分だけの時間は有意義なことに
まず、夫婦だけ・自分だけの使える時間が大きく減らざるを得なかったので、ここの時間を有意義なことに集中して使うことにしました。毎日やらなければならない家事や、子育てに関する手続きなど以外にも、自分たちが有意義だと思うことに使っています。
まず夫婦だけの時間は、お互いの苦労を励まし合い、感謝と愛情を伝え合うコミュニケーションに、意識して使うようにしました。子育て中は、どうしても子どもを介して父母の関係でのコミュニケーションになるので、夫婦関係の時間をしっかり取らないと、父母としてだけお互いに接することになり、とても寂しい思いをするからです。
次に自分だけの時間では、将来に備えた付け足し学習(再学習)として、プログラムやデータ分析の学びに、日々のストレス発散のためにジョギングや散歩に使うようにしました。子どもとの時間をできるだけ確保するには、自分の得意な分野の仕事を行い、かついつでも心身が健康である必要があるからです。
○娯楽への気持ちは無くならない
ここまで、夫婦・自分自身の時間を有意義なことに集中させていることを書いてきましたが、実際には有意義とは言いづらい「娯楽」的なことへ時間を使いたい気持ちは無くなっていません。
具体的には、ネット記事やYouTube動画を何も考えずにとりあえず見てみること、運動ではなくジャンクフードを食べることなどです。こうしたことは、有意義なことに比べて頭を使う必要がとても少なく、負担が少ないわりに一瞬一瞬で快楽を得ることができます。たとえ長期的には得られるモノがほとんど無いと言える行為ですが、有意義なことだけで絶えず頭や身体を意識して使い続けることに疲れてしまうのに対して、とても魅力的だと言えます。
私自身は、こうした娯楽への気持ちを無くしたり、娯楽に対して全く時間を使わない、というのは不可能だと考えています。子育てによって、投じる時間は確実に減りましたが、それでも完全に無くしてしまうと私自身の人間力的に疲れ果ててしまうそうに感じます。なので、こうした娯楽にも時間を使うことを良しとしています。
皆さんはどう思いますか。
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