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子育て中でも、「夫婦」の自分になろう

 我が家では、第一子が生まれて5か月が経ちました。夫婦ともに育児休業を取得して子どもと三人の生活をしていますが、その中で「夫婦」の時間を持つことを意識しています。
 今回のnoteでは、子育て中でも「夫婦」の自分になる大切さについて考えました。

○目次
・「父母」という新しい自分
・子育て中は「父母」の自分しかいなくなってしまう
・「夫婦」の自分になることで、「父母」の自分も頑張れる

○「父母」という新しい自分
 子どもが生まれると、自分の中に「父母」という新しい自分がつくられるのだと思います。「父母」とは、子どもを中心として自分の行動を決めていくような存在で、自分の欲求よりも子どもを優先する思考になります。また、パートナーのことも父母として見るので、子どもにとって今のパートナーの動きは適切なのか、といった判断基準になります。

○子育て中は「父母」の自分しかいなくなってしまう
 子育て、特にまだ子どもが小さい時はほとんど一日中の仕事になります。このため、「父母」という自分が一日のほとんどを占めるようになり、それ以外の自分が出てこれなくなってしまいます。
 特に、子どもが生まれる前からある「夫婦」という自分が出てこれなくなります。この「夫婦」という自分は、パートナーと互いを思い合う存在であり、人生において父母の自分よりも長い時間を過ごすものです。しかし、子どもが小さい時の子育てにおいては、互いに父母の自分となり、かつパートナーにもそのことを求めるため、夫婦の自分達がいなくなってしまいがちになります。
 あまりに長い時間「夫婦」の自分達を出せないでいると、子どもがいることで成り立つ「父母」の自分達に完全にはまってしまう恐れがあります。そうすると、子どもが独立した後に環境としては夫婦として生活をしていくのに、自分達自身は父母のままのためギクシャクしてしまい、うまく一緒に生活していくことができなくなってしまうのではないかと考えています。

○「夫婦」の自分になることで、「父母」の自分も頑張れる
 そこで、我が家では子どもが夜の就寝に入った後、二人で夕食を食べながらなるべく子ども以外の話題で会話をして、「夫婦」の自分達に戻ることを意識しています。
 子どもの話題が途中から出てきてしまうこともあるのですが、夫婦に戻ったお互いを感じ合うと、とても安らいだ気分になれます。そもそも、自分達が「父母」という新しい自分になれたのは、その前に夫婦としての自分達がいるからで、父母のための土台のような存在です。ですから、夫婦の自分達になることで土台をしっかりと確認でき、明日からの父母の自分達を頑張ることができるのではないかと思います。

 皆さんはどう思いますか。

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