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なんでごはんは熱いの? 子どもからの連続質問に答えよう

 今年で3歳になる子どもは、会話ができるようになったことが嬉しくて、私によく話しかけてくれます。会話の中で良く出てくるのが、「なんで○○なの?」という質問です。3歳未満の子どもにわかるように答えるのは、なかなか難しいと感じたので、今回のnoteに質問記録をまとめてみました。


なんでごはんは熱いの?

 これは夕飯が出来上がり、子どもがやけどしないよう冷まして食べさせていた時のやり取りです。
1,なんでごはんは熱いの?
→ごはんは熱いフライパンで作ったから、フライパンの熱いのがごはんにも伝わったからだよ。
2,なんでフライパンは熱いの
→フライパンが熱いのは、火でフライパンを温めているからだよ。火から熱い素が出て、フライパンを温めているんだよ。
3,なんで火は熱いの
→火は、熱い素が集まってできているからだよ。とっても危ないから、お父さんかお母さんがいる時にだけ使うんだよ。
→そうなんだ~

 ごはんが熱いことから、どんどん遡ってなぜ熱いのかを知っていく質問やり取りでした。「なぜ火は熱いのか」というのは、結構根源的な質問で答えるのが難しかったです。

なんでおもちゃを投げて遊んじゃいけないの?

 これは子どもと車のおもちゃで遊んでいた時に、車を投げつける遊びをしたのを咎めた時のやり取りです。
1,なんでおもちゃをなげちゃいけないの?
→なげたおもちゃが人に当たると痛いし、おもちゃも壊れちゃうからだよ。
2,なんでおもちゃは壊れちゃうの?
→投げて固いところに当たると、おもちゃが耐えられなくで壊れちゃうんだよ。
3,なんでおもちゃは耐えられないの?
→どんなモノでも、こわれちゃう強さがあるんだ。投げて固いところに当たるのが、こわれちゃう強さなんだよ。
→そうなんだ~

 おもちゃを投げてはいけない理由から、そもそもどうしておもちゃが壊れてしまうのかを知っていくやり取りでした。「物が壊れる理由」は、物理の分野で考えるものですが、大人になってなかなか意識しないことなので難しかったです。

疑問は好奇心の現れ

 子どもはたくさん疑問を持つとは聞いていましたが、確かにいつも様々なことに対して疑問を抱き、私たち親に聞いてきます。疑問を抱くのは、疑問の対象に対して興味関心がある、すなわち好奇心の現れだと思います。私たち人間の持つ力であり魅力でもあるのが、この好奇心だと考えているので、できるだけ子どもには様々なことに疑問を持って欲しいです。
 同時に、単に疑問を持ったことを他の人に聞くだけでなく、もう少し成長したら、本人にも仮説を立ててもらい、一緒に検証してみたいとも思っています。他の人に聞く(今でいうと検索したりAIに聞くことの方が多いですかね)ことは、とても簡単で楽ができます。ただし、疑問止まりになってしまい深く考えることができません。疑問を持ち、かつ自分自身で仮説を考えることは、たとえ仮説が外れていたとしても深い思考をした経験として残るので、子どもに仮説立てをやってもらい一緒に検証したいと思います。

 皆さんはどう思いますか。

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