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神道についてドイツ語で動画を作る意味

まだ紹介程度ですが最近、神道についてドイツ語で動画を作りました。
興味がある人が多いからですが、ステレオタイプ的に勘違いしたイメージを持っている人も多いからです。
これは以前から展示会などでもよく質問されたり話題になったりしたので、とくに宗教学部の学生に限った興味だけではないと私は思っています。

日本ですともしかしたら「宗教」という単語だけで胡散臭く怪訝に思われたり、わざわざ話題に出すことは少ないように思いますが、ヨーロッパの場合は普通にさらっと宗教の話になります。
ヨーロッパで、日本の宗教話に相当するのは血液型の話題です。自分の血液型、家族の血液型さえ知らない人がほとんどなので、この違いは私はいつもおもしろいなと思います😄

自分はどうなのかというと、どちらかといえば血液型より宗教のほうが興味があるので(だから大学でまで勉強しているわけですが)、日本そして日本の神道について説明するのが好きなのです。
仏教も大変興味がありますが、残念ながら一般常識の範囲を超える知識を私は持ち合わせていないので、今後の課題にしたいと思っています。

ヨーロッパで日本に対する宗教的なステレオタイプのイメージ、先入観の多くは、神道と仏教の違いがわからない点です。これは説明が簡単で、神道は日本がルーツ、日本に古来からある自然宗教ですが、仏教はインドで生まれ、大陸を渡って日本の文化に融合されたと、ドイツの人たちはこの説明だけで十中八九くらいは納得します。

あと特徴をさらっと特徴を説明するときは、神道には聖書やコーランのような聖典がないということ。「ギリシャ神話みたいに日本にも神話があって、聖典はなくてね、アマテラスという太陽の女神さまがいてね」とか。

ただ、中には本当に日本のことを知りたいと思っている人たちもいると思いますし、だから私に聞いてくるので、あまり上辺だけのような話では根幹に触れるような深みがないような気がしていました。そして自分でももっと日本の歴史いついて、神道について学ぶ意味もあり、動画を作ることにしました。

まだ1個しかドイツ語で神道を説明した動画は作っていませんが、何人かの友達に見てもらい、正直なコメントを催促しました。
その正直な意見を参考に、勉強の合間になりますがこれから少しずつ日本神話や古代の日本についてきちんと説明できる動画も作っていこうと思います。



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