思考解論
「この時の、作者の気持ちを答えなさい。」
私の解答欄にはバツの印が。
知ったこっちゃないわ!と小学生の時、疑問を抱いていた。本当に“相手の気持ちを汲み取る”ことを意図して作られた問題であるならば、作者の人物像ぐらい書いてよ。と。
そうは心で思いつつ、想像力はどんどん先走る。
①作者が意図していたであろうこと
②その中で作者が他の選択肢を選んでいたら
③結果
④案外できなくもないな
⑤作者が考えていた事とは、こういう事だったのか!
結果「今なに聞かれてたんだっけ」
ただ私の脳みそでは常にこういう事が繰り返されている。脳みその管制室にパイロットが多いんだと思う。
②他の選択肢を処理している時、プラスで動員される。その時気をつけなければならないのは、ニセパイロットを排除する事だ。どうしても余計な情報が入ってしまう。気を取られてしまったら、事故を起こして思考停止してしまう。
③結果として、全ての選択肢で行われたデータが一括処理される。この時は副操縦士みたいなやつが、一斉にカタカタとパソコンをいじり始める。まるで昼下がりのOLみたいな。
④面白いことにあらゆる選択肢を経ても、「案外できなくもないな」という時がある。ちょっと無理してても、許容範囲だろう、みたいな。出してくれたデータの考察が発表される。第n回脳内研究発表会。司会進行はもちろん、私。
1人ずつ出た答え、そうなった理由と共に述べてもらう。1人1人の意見に耳を貸す事が大事だ。
意義無し!
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私の中にいる、私じゃないヤツが、今この話の主人公となった。
作者側の気持ちに立っている。