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映画鑑賞日記:パーフェクト・ワールド

こんにちは!みどりです。

アカウントを作っただけで、

案の定、その後、全く放置状態だったnote(笑)

やっとアップする気になれました~。

まず書きやすいテーマをってことで観た映画の感想文にしま~す!

最後までお付き合い下さるとうれしいです♡

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<あらすじ解説>
 63年テキサスを舞台に、犯罪者と幼い少年の心の絆を描いたヒューマン・ドラマ。刑務所を脱走したブッチと相棒は、フィリップという八歳の少年を人質にとって逃避行をつづけていた。だが相棒が少年をレイプしようとしたとたん、ブッチは相棒を射殺してしまう。それ以来フィリップは、死んだ父の姿をブッチに重ねて見るのだった……。イーストウッドとコスナーの顔合わせが話題を呼んだ一作。  allcinema ONLINE さまより


■感想文■ 

みどりのおすすめポイントは★★★★☆(5点満点中4)

※ネタバレあり。

この作品を初めて見たのは、子どもの時。

中学生くらいだったと思います。

先日、私が愛するWOWOWさまで放送していたので

何年かぶりに観ました。

も~、泣かされた~~~~。

初めて見た時と同じように、

めまいがするほど泣きました。

この作品、監督はクリント・イーストウッド。

主演はケビン・コスナー。

そして子役くんの繊細なお芝居があってこそです。

私がこの作品を見るたびに感じるのは

『理想の父性の探求』かな。

ケビン・コスナーと子役くん二人のロード・ムビーとして

進んでいくのですが、二人は父子ではなく、

強盗と誘拐された被害児という関係です。

クリント・イーストウッドはそれを追う

警察側の責任者として、登場します。

まるでこの3人が疑似父子のような関係性に見えてくる。

クリントにとっての疑似息子はケビン。

ケビンに対しての疑似息子は子役くん。

でもそのどれもが、大きくすれ違っているんです。

不器用なやさしさと、内包する攻撃性によって。

理想の父子関係を求めながら、

完璧なものなど、この世にはない。とでも言うように。

そう見えてしまうと、タイトルのパーフェクトワールドは

非常に皮肉で哀しい響きに聞こえてきます。

それでも理想的な父子関係を探すように、

この作品は進んでいくんです。

それはこの世界のどこかには、

理想的で完璧な父子関係があるかもしれないと、

信じたいからじゃないかな。って気がしました。


でも強盗のケビンと子役くんの関係って

犯罪劇として見たら、ストックホルム症候群とも言えます。

そう見えてしまうと、

単調なストーリー展開と感じちゃうかもしれませんが。


最後に子役くんの手に渡ったキーアイテム。

あたしはその中には、希望があるはずと思っています。

ちょっと長い作品ですが、

ぜひお時間がある時に、ゆっくり観て欲しいな~。


最後まで、読んでくれてありがとうございました♡

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