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【日経平均】オリンピック開催期間の騰落を調べる・2024年版

こんにちは、ジャド弟です。パリオリンピックが開幕しましたね。オリンピックと言えば、東京オリンピックの時にオリンピック開催期間の騰落を調べた記事を書いたことを思い出しました。今回は、当時の記事に東京オリンピックの開催期間の結果を反映させた記事をお届けすることにします。


免責事項

調査・検証に用いたデータの正確性や調査結果の内容については間違いがないよう十分注意を払っていますが、その正確性や内容を保証するものではありません。(万が一データが不正確であったり調査結果が間違っていたりした場合はお知らせいただけると助かります。)

また、この記事は投資活動の勧誘や売買の推奨を目的とするものではありません。投資判断は読者の皆様の自己責任の下でお願いいたします。

定義

商品:日経平均
期間:1952年〜2023年
ルール:夏季オリンピックの開催年について、オリンピック開催期間の開始直前の営業日の引けで買い、開催期間中最後の営業日の引けで閉じる。

なお夏季オリンピックの開催期間についてはWikipediaのデータを使いました。

検証結果

定義通りのルールで売買すると、結果はこうなりました。

前回の記事と比較していただけるとわかるのですが、勝ちが増えています。つまり2021年の東京オリンピックの年は勝ちとなったわけです。合計損益もプラスに転じています!そして損益曲線は以下のような感じになりました。

詳細なトレード記録は以下のとおりです。

entry_priceがエントリした価格、exit_priceが閉じた価格です。前回の記事でも書きましたが、1952年には日経平均は200円台だったため、損益を値幅で見ても意味のある内容にはなりません。

そこで、騰落率(%)を利益とみなした場合の結果を見てみます。

東京オリンピックの年を経て、合計損益は前回の19.61%から20.6%に増加しました。

損益曲線はこのようになりました。

トレード記録は以下のとおりです。

参考:オリンピック開催期間前後の日足

参考資料として前回のオリンピック開催期間前後の日足を載せておきます。背景色がついている部分がオリンピック開催期間です。過去の分は過去記事を参照して下さい。

参考:オリンピック期間足

オリンピック期間中の始値、高値、安値、終値を使って作った足(オリンピック期間足)です。なお、四本値はオリンピック期間開始直前の営業日の終値比に変換してあります。

騰落率(%)を使ってローソク足を作成したものがこちらです。

オリンピック開催年の年足(騰落率を使ってローソク足を作成。前年終値比)はこのような感じでした。

おわりに

夏季オリンピック開催年について、開催期間中の騰落を調べた過去記事の内容を更新しました。前回の記事と同様、トレードの参考にはならなそうですが(笑)、皆さまのトレードの参考になれば幸いです。それでは!

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