運動するのが苦手な人用の瞑想
寝ながら行う瞑想
和尚の『瞑想の道』をパッと開いたら、運動するのが苦手な人用の、簡単な瞑想法について述べられているところでした。
それを御紹介します。
これは、体には、適切な休息と運動と食事が必要という文脈で紹介されています。
和尚が実際に話をした講話を本にしたもので、「ここ」というのは、講話をしている集まりのことを指しています。
それで、和尚が、ここには、決まった運動ができなかったり、林に行けなかったり、山に登れない人たちもいるだろうと言って、そういう人たちに勧める瞑想として、次のものを紹介しています。
以上が、瞑想のやり方です。
和尚は朝やるようにと述べていますが、日中でも、寝る数時間前にやってもいいと思います。
寝る数時間前にやる場合は、上記の瞑想をやった後、体をリラックスさせる瞑想をやると良いかもしれません。
御自身で既に何かやられていれば、それをしてください。
特に思い当たらなければ、三つほど、御紹介させていただきます。
三つの瞑想法の紹介
一つは、ゆたかさんの「明鏡止水」の瞑想。
もう一つ、ゆたかさんが紹介されている瞑想。
こちらは、私がよくやっている、トム・ケニオンの天門瞑想です。
これらの瞑想で、体をリラックスさせてからお休みになられると、より深く休息が取れるでしょう。
体に声をかけて、リラックスする
体のどこかが緊張している方は、次のようにやってみてください。
これは、和尚の『こころでからだの声を聴く』(市民出版社、2007)で紹介されているものです。
安全な環境で、自分の体に、友人のように話しかけて、「大丈夫だよ、リラックスしてごらん」と言ってみてください。つま先から始めて頭まで。手ごわいところは念入りに。
言葉は何でもいいです。緊張している友人を、リラックスさせるつもりで、体に話しかけてあげてください。
心が緊張している時は体も緊張している。
しかし、いきなり心のリラックスはできない。
表面⇒深層が順序。
だから、体⇒体の深い部分⇒心とリラックスさせていく。
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