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禁欲しても、強欲は治らない

禁欲のメリット

 (男性の)オナ禁で性エネルギーを貯めることのメリットはいろいろあるが、エネルギーが溢れるようになって、全般的に健康になる。

他に、
・スポーツや仕事・勉強などに時間とエネルギーを使える
・朝寝坊に強くなる
・肌のツヤが良くなる
・ホルモンバランスが安定する
・頭が冴える気がする

などがある。

オナ禁すれば、モテるかどうかは不明

 異性からモテるようになるかどうかは筋肉があるとか、他の要素もあるので、「オナ禁したらモテる」は言いすぎだと思う。

 商材を買わせようとして、そんなことを言う輩もいる。

 が、禁欲することで、少なくとも、異性から気持ち悪いと思われることは減る。

 これは雰囲気、体毛、匂い、オーラから、気持ち悪さが減るためである(この気持ち悪さは、自覚しにくいが、他人は気づいている。特に、こういうことに敏感な感覚を、女性の多くは持っている)。

エネルギーの使い道が貧しい人々

 ただ、オナ禁界隈の情報を見ると、貯めたエネルギーの使い道が、
・彼女を作る、女性とS○Xする
・いろんな人脈を構築する
・収入アップして社会的成功を得る(これは「搾取して、強欲になる」の間違いだと思うが)

の三つしかなく、メルマガ等でもこれだけを押してくるので、発想があまりに貧困と言わざるを得ない。

 性エネルギーを一定期間貯めて、頭頂に持ってくれば、覚醒や、脳の他の機能を使えるようになるのに、あまりそういう発信者は見られない。

 もっとも、知っていても、不用意に教えられない面もあるが。

禁欲しても、他人の創造物から離脱できない人々

 性エネルギーを貯めるまではいいと思う。

 ただ、オナ禁した後、そのエネルギーを他者(この場合は商材提供者)が求める方向に使うのでは、オナニーをしていた時と変わらない。他人の創造物の中で生きているわけだから。

AV⇒他人の商材

というように、自分を囲む箱が変わっただけである。

 こういうことに気付いている発信者があまりいないようだ。

 少なくとも、この商材の利用者には、そういう人はいなかった。

 それは彼らが、エロ・金・社会的成功という爬虫類脳が喜ぶものに捉われすぎていて、人間脳を使っていないからである。

 だから、オナ禁しても、爬虫類脳の世界から抜けられない(笑)

教祖の劣化コピーに成り下がる利用者たち

 また、オナ禁商材の利用者のほとんどは、大なり小なり、商材提供者の劣化コピーのようなブログや動画や音声を作り、同じようなメリットを語り、同じようなところに誘導しようとしていた。

 多分、元々、彼らには自分軸も個性もなかったのだろう。

 そして、「命令を拒絶する」という発想すら、なかったのだろう。

 AVの命令の代わりに、オナ禁を推奨する教祖の命令を聞き、情報商材の命令を聞く以外に能がない。

 自分軸も信念もないので、「自分で自分に命令する」ことも怖くてできないのだろう。

 一体、何のための禁欲だったのやら。

 絶えず命令をあくせく求めるのは奴隷であり、まして人間でもなければ、漢でもない。

貯めたエネルギーで、強欲な搾取をする人々

 さらに、オナ禁でエネルギーを貯めて、自分で行動していくエネルギーがあるはずなのに、他人に働かせて、自分はラクをして、「働かないで金を得るビジネス」をする者もいる。

 ある商材提供者自身、「一日3時間働いて」、悠々自適生活をしていると豪語する人だから、同じ手口を教えることになる。

 彼らは寄生虫であり、搾取者だ。内側が貧困だから、強欲になる。

 彼らの貧しさは、オナ禁でも大金でも解消されない。

 それは、エネルギー漏れを引き起こす穴が塞がっていないか、貯めたエネルギー以上に使うからなのかもしれない。

 性エネルギーを貯めても、他人からさらに奪うような強欲な「ビジネス」、いや、搾取をしている人たちは、自分がしていることがわからないのだろう。

 搾取するために、嘘だらけの文言が並ぶランディングページを作成し、メルマガでも嘘を言い、いつの間にか、自分の性根が腐ってしまったことにすら、気づかない。

 彼らは、自分にとって得かどうかでしか、判断できない。

 まさに爬虫類脳である。

 彼らにとって、他人は自分の慾を満たす道具でしかない。

 そのためには、どんな嘘も平気で吐くし、嘘を吐いた端から、別の嘘を吐くのも、お手の物だ。

 また、「搾取する人は搾取するためにやる事がいっぱいある」と、ゆたかさんは指摘する。

有名人と繋がりがあるとウソを付いて大きく見せようとしたり、経歴やその他を詐称して信用させるためにメッキで虚飾をしたりと、いろいろね(笑)

そして、そのウソがバレないように更なるウソを付き続けます。

つまり、ウソをウソで塗り固めているのです。

でも、ウソは必ずバレるものです。

ウソが暴かれると「工作員だ!」とか「イチャモンズ」などのレッテルを貼って印象操作をします。

与える行為はシンプル、得る行為は複雑

 オナ禁をして性エネルギーを貯蔵できるようになっても、そのエネルギーを強欲な搾取ビジネスを行う方向にしか使えない人は、そもそも、エネルギーをどう使うかという知性と心の使い方が間違っているのだ。

この星では人を蹴落として人よりも多くを得た人、多くを所有した人、多くを搾取した人、多くを溜め込んだ人が立派と言われる

実話小説【生まれ変わったら、そこは異世界だった】第1話 ここはどこ?


創造性とは真逆の営み

 ゆたかさんがこの記事で指摘するように、貨幣制度、宗教、政治、教育、そして社会は他人が作った創造物である。

 貨幣制度を前提しなければ成立しないコンテンツ販売業も同じである。

 中の情報が違うだけで、構造――嘘を言って、消費者を騙し、高額の費用をむしり取る――はすべて同じである。

 それでいて、何か新しいことをやっているとか、社会貢献をしていると言うのが、笑止千万だ。

 この記事で述べたように、情報商材の販売者は、第3チャクラ(シール)の体現者である。

 彼らは支配と搾取をし、現状維持を人々に教えるだけで、創造とは真逆だ。

 彼らの真似をしても、牢獄の形が変わるだけである。

牢獄を出て、より建設的にエネルギーを使うには

 男の性エネルギーは核エネルギーなので、ポルノ視聴をやめ、禁欲して、エネルギーを貯めることは良い。

 それは、真っ当な性科学の本や錬金術の本に書いてあるので、目新しいことではない。

 そして、貯めたエネルギーを、この世界を良くするために使ったり、自己の覚醒を実現するために使ったりするのが、建設的な使い方だろう。

 教祖の劣化コピーや信者になったり(「信者」の字をくっつけると「儲」になるのは意味深だ)、人間性をかなぐり捨てた搾取ビジネスに手を染めたりすることは、ポルノを見て、下半身をこすっていた時よりも、人生をより破壊的にする。

 嘘や搾取から、創造や平和が生まれることはない。

 誰かの血と汗と涙の上に築かれる富は、誰も幸福にしない。

 そうしてできた成功は、見る目のある人なら、誰も羨まない。

 自分が虚栄の牢獄にいることに、多くの商材利用者はいつ気づくのだろうか。

 エネルギーを貯めたら、立ち止まって、そのエネルギーを使う、本当に意味のあることは何かと、問いかけてはいかがだろうか。

 エネルギーを取り戻した時こそ、他人の創造物という牢獄から脱獄する時ではないだろうか。

男塾塾長江田島平八

 搾取ビジネスをやるより、『魁!男塾』を読んだ方がずっと良い。

( ´∀`)サポート本当にありがとうございます!!😭😭😭🥰🥰🥰 (  ・ ∀ ・)ご恩返しするためにも、今後も一生懸命頑張ります!!😊😊😊