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絵本『子どもの目から見た人生の目的』の紹介

ある大きな絵本

 FutureNow Publishing発行のラムサの絵本『子どもの目から見た人生の目的』(2021)を読みました。

 A4判ソフトカバー、フルカラー、56ページ。

 絵本とはいえ、本自体が大きいので、56ページでも短いと感じません。

ラムサとは

 ラムサとは、3万5千年前に地上で生きていた人で、死なずに生き続ける方法を発見して、肉体の振動数を上昇させ、この地上から去っていったマスターです。

 1977年に、JZ・ナイトというアメリカ人女性の前に表れ、以後、彼女の体を借りて、様々な事柄を人々に教え続けています。

 詳しくは、こちらを御覧ください。

 実際の講義の様子は、こちらで見ることができます。日本語通訳が入っています。


絵本『子どもの目から見た人生の目的』の内容

 絵本『子どもの目から見た人生の目的』について、発行元サイトにこうあります。

“ラムサが子ども達のために語った物語と、子ども達が描いたイラストを組み合わせたユニークな絵本。このユーモラスな物語は、単純でありながらも奥が深く、大人が読んでも学べる内容になっています。人生を深刻にとらえ過ぎている人々にもお勧めの本です。”

ラムサ「子どもの目から見た人生の目的」(絵本)

 「単純でありながらも奥が深く、大人が読んでも学べる内容になっています」というのは、その通りだと思いました。

 ラムサのことを全く知らなくても、地球に来る前のことや胎内記憶の話、輪廻転生、臨死体験の話、スターシードの話を見聞きしたり、体験したりしたことのある人は、受け入れられるのではないかと思われます。

 私自身、読んでいて、非常にぼんやりしたものではありますが、「ああ、何となく、思い出せそうな。そうか、自分で『ここに冒険に行く』と言って来たのかな」という感覚がありました。

人生の目的:未知を既知にすること

 ラムサは、人類をはじめ、すべての生物・存在の存在目的は、「未知を既知にすること」と言います。

 これは、「これまでやったことがないことをやること。そして、まだ知らないことを知ること」です。

 それが、この世的に「悪」だったとしても、そこから学べることはたくさんあるので、ラムサのいう「神」の視点からは、全く何も裁かれません。

 もっとも、自分が誰かを傷つけた場合、同じ人生で、あるいは来世で、被害者側の視点を体験するので、それを人によっては「罰」とか「前世のカルマ」と受け止めることはあるかもしれません。

 「未知を既知にする」とは、例えば、これまで、異性と付き合ったことがない人が異性と付き合うなら、「未知を既知にする」ことです。

 例えば、今まで畑仕事をしたことのない人が、畑仕事をするなら、それもまた「未知を既知にする」ことです。

 例えば、今まで、本ができる過程を知らなかった人が、何かのきっかけにそれを知っていったなら、それも「未知を既知にすること」です。

 特に、誰かの真似をするのではなく、自分で、「これまでやったことがないこと」を選んでやる、「まだ知らないこと」が何かを見つけて知るというのが、ラムサの指し示そうとしていることと思われます。

他の人生観と比較する

 「人生とは未知を既知にする」という考えは、人によっては新鮮に聞こえるかもしれません。

 少なくとも、「カルマを返すため」とか「苦しみ抜くのが人生」とか「奴隷労働と税金を納めるだけの人生」よりは、はるかにはるかに、開かれた視座をもたらしてくれます。

 キリスト教の人生観は、「罪深い私が神に救われたことを感謝し、その喜びを生きる」というものです。

 結局、「罪と罰」が入っているこれよりも、「未知を既知にする」という考えに、私はとても惹かれますし、多分、こちらが本当ではないかとすら思います。

人生とは勇気ある冒険

 絵本では、この地上での人生は、「勇気ある冒険」と呼ばれています。

 誰もが同意することではないでしょうか。

 損得と欲得が支配する地球で、肉体をもって、心から喜びをもって、真実に、気高く生きるのは、勇気がなければ、やろうとしないでしょう。

 この地球は、スターシードにとってだけでなく、心優しい地球人にとっても、過酷な世界です。

 この作品でゆたかさんが書かれている、地球と地球以外の対比は、これまで何度も傷ついてきた人にはよくわかるのではないでしょうか。


ラムサの中核的メッセージ:あなたは神である

 ラムサの全メッセージは、「あなたは神である」という言葉に集約されます。

 彼のあらゆる講義・ワークは、それを思い出すためのものです。

 「あなたは肉体ではない。この地上に、勇気をもって冒険に出ようとした神なのだ」、そう彼は言うのです。

 支配層が思わせようとしているようなちっぽけな存在ではない。

 聖書・キリスト教、その他の宗教が思わせようとしている罪人でもない。

 神の奴隷でもない。

 私達は、もっと、はるかに、パワフルで、アウトレイジャスな存在なのです。

 「アウトレイジャスな(Outrageous)」という言葉を、ラムサはよく使います。

 これは、「ある人間やものが、並外れていて普通でなかったり、行動において制限がなかったり、極めて大胆であったり、すさまじかったりするとき」であり、彼はこれを、肯定的なニュアンスで使っています。

 ラムサの学校は、言ってみれば、人々を凡人階級から目覚めさせ、「あなたはアウトレイジャスな存在」だと思い出させる場だと言えるかもしれません。

 彼の学校に行かずとも、『ホワイトブック』や数多のレクチャー音源で、またこの絵本でも、その呼びかけは感じられます。

 御興味を持たれたら、こちらで注文できるので、読んでみてください。
 


「あなた方は美しい。私はあなた方を愛している」

 今年2022年5月から、ラムサのレクチャーCDをいくつか聞いています。

 こちらで注文できます。

 大抵、レクチャーの最初に、水を祝福して乾杯をするのですが、その際、受講者を見て、ラムサは「美しい、美しい」と驚嘆の言葉を述べます。

 そして、往々にして、終わりに、「私はあなた方を愛している」と言います。

 彼は、人々の外見を見ているのではなく、肉体の奥にいるスピリットのことを言っているのです。

 「皆さんのスピリットは美しい。本当に美しいのだ」と彼は言うのです。

 そして、彼の「私はあなた方を愛している」というのが、本当に心から言われていて、これを聴く度に、ホッとすると共に、彼のような言い方で「私は、あなたを、皆さんを愛している」と言えるようでありたいと思わせられます。
 
 もしレクチャーCDをお聞きになるなら、『おとぎ話が現実となるとき』か『人生を変える方法』をお勧めします。

 特に前者は、ラムサ特有の話し方・教え方について述べられているのと、彼のユーモアをふんだんに聞けるので、入門に最適かと思われます。

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