物語思考感想<4>
けんすうさんの物語思考の感想です。
前回のはこちら
第五章~エンディングの感想です。
キャラを決めて→名場面を設定する→その後にタスクを分割していく。
確かに、名場面を設定するのは良いですね。デール・カーネギートレーニングでも、「3か月後の自分を想像し、作文して下さい」的なお題を出された事が有りました。定量的に何か考えるよりも、ワクワクする感じで描いた方が人はアクションを起こしやすいのかもしれません。
私の場合、目標にこだわりすぎていた感じがあるので、「名場面」から逆算するという切り口は面白かったです。
筋トレだったら、
「5キロ痩せる!」 では無く、
「ボディビル大会で喝采を浴びている」
「温泉旅行で友達に褒められる」
などなど、定性的な目標を決めるのも良いよね、という話だと理解しました。
ビジネスだとよくSMARTとか言われていますが、アレって営業みたいに数字が出る仕事ならともかく、そうじゃないとなかなか書くのが難しいので、SMARTは辞めて名場面は何か?という目標設定の方が面白いかもしれません。 評価する側は難しい気がしますがw
アイディアを温めない
私はいつまで経ってもやらない事がよくあるので、ガンガン行動するようになりたいです。ネットに文章を書くのも、前からやりたかったんですが、、、、ずっと出来てなかったです。それをやれたのは、ある友人との会話がキッカケでした。
私の場合は、誰かとのコミュニケーションが物語を転がす一つの鍵なのかもしれません。
リスク管理
リスクについては、セキュリティの勉強をした際、4つの対策を学んだので、シェアします。
パソコンを使っているIT企業の場合、サイバー攻撃を受ける可能性が有りますが、そのリスクは4つの観点から対応可能だとセキュリティエンジニアは考えます。すなわち、
リスク回避:パソコンを使わない
リスク低減:アンチウイルスソフトを導入する
リスク移転:保険をかける
リスク保有:諦める
上記4つのどれかで対応可能とセキュリティエンジニアは考えます。
ビジネスにおいても、常にリスクをどうするか考えて行きたいです。。。
判断と決断を区別する
ここは結構関心あるテーマなんですが、本文読んでも若干分かりにくかったですが、私は下記のように理解しました。
判断:
・答えが有る事を決める。
・例:このキノコが食えるかどうか、図鑑で調べて判断する。(答えは一つ)
・プロセスの事を指す。
決断:
・答えが無い事を決める。
・例:転職するかどうか?を決める。
・プロセスの先にある、決めた瞬間の事を指す。
・決断するためのプロセス(材料集め)も必要
・「判断しない」という決断は悪。
・下記のようにならないよう、さっさと決める
今までの人生でも、私は「どっちの道を選んでも後悔もするし、良い点も有る」と言う事を感覚的に思っていました。転職でA社に行くか?B社に行くか?なんて問いに対して、明確な答えは無いわけで、、、絶対に後悔もするし、良かったと思う点も出てくるわけです。
あるいは、
どんな決断も、「結局は自分の捉え方次第では好転も暗転もする」、、、という仮説のもとに考えると、「何を選んでも自分次第なので、さっさと決断して最善を尽くせー!」という筆者のメッセージのようにも思えました。
ただ、直感と感情で決断してしまうと、それはそれで困ります、、、状況を定義しないと、この議論は進まないのかもしれません。
慎重な判断が必要:
「子供を持つ」「ペットを飼う」とかの他者の命が関わる系の問題
ある程度議論尽くしたらとっとと決める:
仕事上の諸問題
色々な場面が想定されますが、少なくとも仕事上の問題はスピード感も求められますし、議論を尽くしたらとっとと決めるのが正解のように思えてきました。命を取られる危険性も無いですし。。。
決断と判断の別のフレームワーク
自分がやろうとしている事がどちらなのか?常に意識する。
失敗が物語をおもしろくする
確かに、完璧な主人公は嫌ですよねw 私としては、失敗しまくって、最後に何とか成功するタイプの方が好きです。
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