虫愛ずる4
振り向けばきみの口から飛びだした蝶または嘘、微笑んでいる
そこには蝶は四匹しか残っておらず、そのそれぞれが違った色だった。黒、赤、茶、青。わたしは青を選んだ。それがたまたま一番先に飛びでてきたのだ。わたしは、すぐにその青の分かちがたい一部となって、街を漂うように歩きはじめる。
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振り向けばきみの口から飛びだした蝶または嘘、微笑んでいる
そこには蝶は四匹しか残っておらず、そのそれぞれが違った色だった。黒、赤、茶、青。わたしは青を選んだ。それがたまたま一番先に飛びでてきたのだ。わたしは、すぐにその青の分かちがたい一部となって、街を漂うように歩きはじめる。
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