![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136012863/rectangle_large_type_2_44d28888b9daca0695f5ce9aeb951eae.jpeg?width=800)
虫愛ずる4
振り向けばきみの口から飛びだした蝶または嘘、微笑んでいる
そこには蝶は四匹しか残っておらず、そのそれぞれが違った色だった。黒、赤、茶、青。わたしは青を選んだ。それがたまたま一番先に飛びでてきたのだ。わたしは、すぐにその青の分かちがたい一部となって、街を漂うように歩きはじめる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
振り向けばきみの口から飛びだした蝶または嘘、微笑んでいる
そこには蝶は四匹しか残っておらず、そのそれぞれが違った色だった。黒、赤、茶、青。わたしは青を選んだ。それがたまたま一番先に飛びでてきたのだ。わたしは、すぐにその青の分かちがたい一部となって、街を漂うように歩きはじめる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?