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宇治
百番を越えてもつづく宇治橋で出会った少女らのあそび歌
「春の怪」(1928)、彼女の代表作のひとつである。文庫本で百万ページほどの作品であるが、例によって息詰まるような恐怖がじりじりと押し寄せてくるような構成になっているので、この百万ページが長い長い!いい加減、終わってくれよ!とか、最初から逃げていればよかったじゃないか!と言いたくなるのは、もちろん最初の10ページ目くらいからずうっと怖くて震え上がっているからである。
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