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夏でもシャワーだけですませない!

免疫力をアップする方策として、身体を温める話をしたいと思います。

今日から実践できることとして、暑いからと言ってシャワーだけで済ませないようにすることです。夏こそ湯船にしっかり使って、酷使した心身を温めてあげましょう。

ちなみに、がん細胞は42℃以上の熱で死滅することがわかっているそうです。人間30歳にもなれば、毎日数千個のがん細胞がうまれてきます。でも、若くて健康であれば免疫細胞がそれらをやっつけてくれるので、がんを発症しないだけの話です。

逆に、老いたり疲弊したりして免疫力が落ちてしまうと、免疫細胞よりもがん細胞のほうが優位に立ってしまい、やがてがんを発症する……。

そういうわけで、私たちは免疫力を高める工夫を凝らしたほうがいいのです。そのいちばん簡単な方法がお風呂に入ることです。アゴまでしっかりと浸かるようにします。効率よく体内に熱を伝えるためには、毛細血管が集中している腋の下と首筋を完全にお湯の中に沈めることです。

がんに限らず、私たちの健康維持のために、身体を温めてやることは実に有効です。もちろん、がんであれば、骨転移の痛みや胸水・腹水の苦しみなど地獄のような苦痛にも、身体を温めることは有効です。痛みがゼロにならなかったとしても、低減されることはほぼ確実だと思います。

これらの痛みに対して、西洋医学の世界では、「がまんするしかない」といったセリフしか吐けない医者も多いですが、論より証拠と言っていいと思います。

私は数年前に左膝の何とも言えぬ痛みに襲われて、ある漢方医の薦めでビワの葉の温灸を体験しました。するとこれが何とも言えぬ心地よさなのです。癒されるというのはああいうことなんでしょう。心に平安がもたらされる感じで、思うように歩くことがままならずイライラしていたのが、まるで何事もなかったかのように落ち着いてきたのです。あまりの気持ちよさに、私はそのままうたた寝をしてしまいました。これだけで免疫力がアップします。他にも、ビワの葉温灸ならば副作用がないし、経済的にも心配が要りません。結果的に、整形外科を3件まわってもどうにもならなかった膝が、ビワ温灸のおかげで速攻で歩けるようになったのです!

がんの骨転移で痛みが増した場合、西洋医学ではモルヒネの量を増やすことで痛みをごまかします。しかし、ビワ温灸では、痛み自体を取り除く効果があるのです。仮に2割か3割程度でも痛みが和らげば、安易にモルヒネや抗がん剤に頼らずに済むはずです。

身体を温めることで免疫が上がれば、がんの再発予防にもなるからこんなにいい話はありません。私は、玄米菜食と温熱療法で身体を気遣い、これからの人生に希望をもちながら生活習慣を改善することで、がんから生還した人の話をたくさん聴いてきました。骨転移した子宮がんを半身浴で治した人、ビワの葉コンニャク罨法で胸水を取った人、肺に転移した骨肉腫をビワの葉温灸で治した人……。

私たちの健康を実現してくれるのは果たして誰なのか。常日頃からいろいろな情報を貪欲に調べることで、もし自分や大切な家族に万一のことが起きてしまったときに、取り返しのつかない道だけは選ばないようにしたいものですよね。

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