やっててよかったこと。やっていればよかったこと。

「やっててよかったこと」「やっていればよかったこと」・・・
今更ながら、何気に、ふと考えてしまう。
この世に生を受けてから半世紀。いままで何かいいことあったかなぁ。これからどうなるんだろうなぁ。
みなさんも何かのタイミングで考えてしまうことってありませんか?
例えば、イヤなことがあったとき。物事が思うようにいかないとき。思いつめたとき。
そのようなマイナス思考が働いたとき、ふとした瞬間に考えたことがあると思います。
そこでネガティブな内容の「今まで何かいいことあったかなぁ」と「これからどうなるんだろうなぁ」をポジティブな発想の「やっててよかったこと」「やっていればよかったこと」につなげて、人生を振り返ってみたいと思います。

「やっててよかったこと」を自分なりに考えてみました。
「やっててよかった公文式」というような宣伝文句があるように、やっててよかったことは、一般的には自己のスキルアップや成長に関する過去の努力だと考えました。
今まで自分を成長させるように取り組んだことはあるだろうか?
自発的に自己啓発をしたことはあるだろうか?
自問自答を繰り返してみる。なかなか思いつかない。
何かを達成するために努力したことは???
試験に合格するために勉強する。これもアリかもしれないが、自分自身、正直この程度しか思いつかない。
思い起こせば、色々な試験を受けてきた。
誰もが経験する進学のための受験であったり、幼いころでいえば、ソロバンの試験だったり、スイミングや情報処理試験、衛生管理者、危険物、無線技士、船舶操縦士・・・結構いろんな試験をやってきた。
そして努力した成果として合格の免状があるのだが、人生の役に立っているかどうかは別モノだと思う。
成果としての免状などの資格を生業としている医師や弁護士と違い、我々、庶民というか一般サラリーマンでは、なかなか生業とまではいかない。
やっててよかったことを生業として生活している人は、ある意味でスゴイと思う。
多くの人にとって生業とまでいかない成果であるが、まったく役にたっていないかというと、そうでもない。ふとした瞬間に、努力した成果が知識として役に立つことがある。あぁやっててよかった・・と思える瞬間である。
年を重ねることに幅広い年代の人と出会い、話す機会が増え、多種多様な人たちと巡り合う。全く話についていけないこともあれば、今までの努力という成果の経験上、案外、話についていけることも感じる。
ホントに些細なことであるが、やっててよかったと思えることはありそうだ。今後の人生においても努力した成果は、やっててよかったと思えるだろう。

「やっていればよかったこと」を自分なりに考えてみました。
これは、人生の反省に立つうえで多々思いつくことがあるだろう。
よく言われることは、人生やり直すのであれば、どこからやり直したいか?
小学生、中学生、高校生、大学生、社会人・・・どのタイミングからやり直したいか?そこに「やっていればよかったこと」が潜んでいるはず。
そこで仮にやっていれば今の人生が変わっていたはず。
人生が変わったはずと思えるのは、自己啓発だけでなく、恋愛であったり、スポーツであったり、あるいは賭け事であるかもしれない。
やっていれば今の自分が変わったかもしれない。でもそれは妄想かもしれない。過去に人生を巻き戻すことができない限り、永遠に答えは妄想でしかないと思う。
過去を反省し、やっていればよかったことを回顧するのは決して悪いことではないと思う。過去の人生があって今の自分がある。
そして未来につながるための過去の回顧が重要であると思う。。
今後の人生をより一層有意義と思えるように過ごすために、そして少しでも「やっててよかった」を増やすために、今からでも取り戻すことのできる「やっていればよかったこと」を「これからでもできること」として考えて生きるようにしたい。

運動不足が気になり始めたこの頃であるが、運動は昔から得意ではなかった。ジムにも通ったことがあるが、長続きしなかった。
元気溌剌(はつらつ)なお年寄りは、昔から運動を続けている人が多いらしい。
自分にとってこれからもできることは、少しづつ運動する機会を増やしていきたいと思う。
もしかしたら昔から運動をやっていれば、今感じているような体力の衰えは、気にならないのかもしれない。健康診断で、何らかの指摘を受けることがあり、「体が資本、元気が一番」と思えるようになったのも、運動をやっていればよかったと思っているからだろう。
駅などでエスカレーターを使わず、階段を使うようにしたりして少しの工夫で生活の中に運動を取り込んでいきたい。
健康であれば、色々なことにも挑戦できると思うし、多くの楽しみも訪れると思う。
今の時代の流れはとても速い。情報化社会とは言え、それなりに体力も気力も使う。そのような時代の流れについていき、自分をアップデートしながら生きていきたいと思う。

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